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【宝塚記念】「夏は牝馬」を後押しする勝率57.1%の好データ レガレイラの逆襲を警戒

2026/06/11 12:00
SPAIA編集部
宝塚記念の前走クラス別成績(阪神開催の直近9回),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

施行時期の変化は考慮したい

14日に阪神競馬場で宝塚記念(GⅠ・芝2200m)が行われる。史上初の春古馬三冠に挑むクロワデュノールをはじめ、昨年覇者のメイショウタバル、直近2年の有馬記念を勝ったミュージアムマイルとレガレイラ、24年ダービー馬ダノンデサイルらが集結。好メンバーゆえの混戦模様を呈しており、馬券予想にも力が入りそうだ。

ここでは京都開催だった24年を除く、直近9回のデータを分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


3番人気以内が各2勝、2番人気以内は複勝率55.6%。絶対視できるほどではないが、上位人気が馬券圏内に絡んでくる確率は高い。ただ、昨年勝利したメイショウタバルの7番人気【2-1-0-6】複勝率33.3%をはじめ、人気薄の激走が起こり得るレースでもある。

★性別

性別別成績,ⒸSPAIA


「夏は牝馬」という格言を象徴するかのように、牝馬が【4-1-3-12】複勝率40.0%と好相性となっている。

★所属

所属別成績,ⒸSPAIA


ホームの栗東勢【5-4-9-86】複勝率17.3%に対し、美浦所属が【4-4-0-25】複勝率24.2%と上回っている。長距離輸送による不利はあるはずだが、データ上は割り引きしづらい。

★馬体重

馬体重別成績,ⒸSPAIA


500kgを境に比較すると、499kg以下【8-5-7-78】8勝、複勝率20.4%に対し、500kg以上【1-4-2-33】1勝、複勝率17.5%と勝ち数で大差がついている。ただ、施行条件が変わった昨年は500kg以上の馬によるワンツー決着となっており、上記傾向に変化が表れる可能性には留意したい。

★前走クラス

前走クラス別成績,ⒸSPAIA


前走が国内GⅠ(4勝)、もしくは海外レース(4勝)だった馬が計8勝。春のグランプリレースだけあって、前走格がものをいう傾向にある。今年は海外情勢の影響などもあり、海外組は少なく、前走国内GⅠ組が中心となりそうだ。

★主な前走レース

主な前走レース別成績,ⒸSPAIA


主要ローテの一角を担っていたドバイ組が今年は不在。春古馬三冠にくくられる大阪杯【2-3-1-20】複勝率23.1%、天皇賞(春)【2-2-4-29】複勝率21.6%が中心となる。1点注意したいのは、昨年より宝塚記念の開催が2週早まった点。天皇賞(春)からのレース間隔は中5週とタイトになっており、以前よりも条件が厳しくなったという見方もできる。

同じローテ、異なる状況

この他、今年の宝塚記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。

注目データ,ⒸSPAIA


<注目データ>
5歳以下の2200m重賞勝ち馬【6-0-2-15】
勝率26.1%/連対率26.1%/複勝率34.8%
→牝馬【4-0-0-3】
勝率57.1%/連対率57.1%/複勝率57.1%
※京都開催時を除く直近9回

宝塚記念は芝2200mという比較的マイナーな条件で施行されるためか、「同距離実績」の有無が重要なファクターとなっている。京都開催時を除く直近9回の勝ち馬をみると、うち6頭が「2200m重賞勝ち馬」。ほか2頭のうち1頭は、同距離の出走経験がなかったイクイノックスだった。

さらに、7頭中4頭は牝馬であり、いずれもGⅠ勝ち馬という共通点も。ドゥラメンテ、キタサンブラックという超1流を下したマリアライト、後続を突き放したリスグラシュー、クロノジェネシスなど、その勝ちっぷりも印象的だった。

<今年の注目馬>
レガレイラ
・5歳牝馬
・2200m重賞2勝
・24年有馬記念勝ち

前年の宝塚記念こそ敗れたが、その後はオールカマー→エリザベス女王杯と異なるコース形態の2200m重賞をそれぞれ快勝。3、4コーナーで進出できるコーナリング性能は、内回りコースの阪神芝2200mでも大きな武器になる。

有馬記念は出遅れによるポジション差も響き4着に敗れたが、着差はわずか0秒2差。展開・立ち回り一つでミュージアムマイル、ダノンデサイルらとの着順はひっくり返るほど実力は肉薄していると考えられる。

11着に敗れた昨年と同じ有馬記念からのローテが懸念点には挙げられるが、昨年は骨折からの復帰戦でもあり、状況は大きく異なる。加えて、生産牧場であるノーザンFの「GⅠ直行ローテ」からは多くの活躍馬が出ており、今春もスターアニスやクロワデュノールが昨年以来の始動戦でGⅠ勝ちを収めている点も明るい材料だ。

また、末脚を武器にする本馬にとって、持ち味の生かしづらい昨年の稍重馬場もマイナスだった。週中時点では良馬場開催が想定される今年は、前年からの巻き返しがあっても不思議はない。

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