【安田記念】カギは前走の格にあり 逆襲データクリアのパンジャタワーに熱視線

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今年は例年以上の混戦模様
7日に東京競馬場で行われる安田記念(GⅠ)。古馬のトップマイラーたちによる春の大一番だが、今年は昨年の春秋マイル王・ジャンタルマンタルが不在となり、一気に混戦ムードが漂う。昨年の2着馬ガイアフォースが悲願のGⅠ制覇を達成するのか、はたまた新星が誕生するのか。今年も目が離せない。
ここでは過去10年データを分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。
★人気

1番人気は【1-3-4-2】複勝率80.0%と安定感抜群も、勝ったのは2024年のロマンチックウォリアーだけ。2番人気、3番人気も1勝ずつに留まっている。
対して4番人気が最多3勝を挙げ、7~9番人気も【4-2-1-23】勝率13.3%、複勝率23.3%と穴馬の台頭に要注意。ただし、10番人気以下は【0-0-0-72】で大穴までいくと苦戦傾向だ。
★年齢

中心は6歳以下【10-9-8-106】で、このうち4歳が最多の5勝。前年NHKマイルカップ覇者なら【1-2-0-4】勝率14.3%、複勝率42.9%と信頼度は高い。パンジャタワーはそのNHKマイルC以来となる芝1600m戦となるが、距離がこなせるかどうかがカギとなる。
★所属

好走数、好走率ともに美浦所属馬が優勢。ただし、昨年は栗東所属馬が馬券内を独占しており、一昨年も海外馬ロマンチックウォリアーに続いたのは関西馬の2頭だった。
★脚質

逃げ【1-2-0-7】が気になるところだが、中を見ると2016年1着→17年2着のロゴタイプと2019年2着のアエロリットで、2020年以降は好走がない。
やはり差し・追込【8-6-10-92】が中心で、位置取りに関わらず上がり3F最速の馬が【3-2-3-4】勝率25.0%、複勝率66.7%と安定感抜群。末脚を重視したい。
★前走クラス

海外含む前走GⅠ組が【6-9-5-53】勝率8.2%、複勝率27.4%をマーク。一方、GⅡ・GⅢ組は【3-1-5-74】勝率3.6%、複勝率10.8%とやや苦戦傾向となっている。
今年は前哨戦のマイラーズC(GⅡ)組を中心にGⅡ以下からの臨戦が多く、注意が必要だ。
★前走距離

勝率が最も高いのは距離延長組【3-0-2-31】同8.3%で、複勝率なら距離短縮組【2-3-3-31】同20.5%がリード。単勝回収率も延長組が111%、短縮組は131%となっており、一発を託すなら距離変更組に注目だ。
前走格と人気を重視
この他、今年の安田記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。

前走クラス別成績でも述べたように、とにかくGⅠ組とそれ以下で明暗が分かれるのが近年のポイント。特に前走国内芝GⅠ組が中心で、なかでもその前走で4番人気以内に推されていた馬は【4-5-3-16】勝率14.3%、複勝率42.9%の好成績となっている。
<今年の注目馬>
パンジャタワー
・栗東所属の4歳牡馬
・前走高松宮記念で3番人気4着
・2ハロン距離延長も同舞台でNHKマイルC勝ちの実績あり
今年はそもそも「前走国内芝GⅠ組」自体が少なく、前走人気でさらに絞り込みが可能。自ずと本馬が浮上してくる。
キャリア通算【4-0-0-5】という“ピンかパーか”のタイプだが、東京コースは【2-0-0-0】で京王杯2歳S(GⅡ)とNHKマイルC(GⅠ)を制している得意舞台だ。
近走は1600m未満の距離への出走が続いており、距離延長が不安視されるようなら狙い目だ。
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