【オークス】桜花賞馬スターアニスは消し ハイブリッド式消去法

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5つのデータから絞れた馬は?
今週日曜の東京メインはオークス。3歳牝馬GⅠの二冠目、芝2400mの一戦だ。いつも通り過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。
フルゲート18頭に対し22頭が登録。回避馬が出なければ8分の4の抽選となる。抽選対象馬を含む全22頭を対象に進める。
『前走4着以下』×『重賞未勝利』★1.9%★
まずはいつも通り、前走の結果が振るわなかった馬から削っていく。今回のボーダーは前走4着以下。その成績は【1-2-4-72】複勝率8.9%だ。
馬券に絡んだ7頭のうち6頭は重賞勝ち馬で、反対に重賞未勝利馬は【0-0-1-51】同1.9%。16年にビッシュの3着がかろうじて1回あるだけだった。
いきなり半数の11頭が脱落した。桜花賞5着のアランカールは「オークス向き」の評判で人気も背負いそうだが、重賞ではこれまで5着、3着、5着止まり。データにしたがって消しとする。
【今年の該当馬】
・アメティスタ
・アランカール
・ウィズクイーン
・スウィートハピネス
・スタニングレディ
・ソルパッサーレ
・バースデイフライト
・ミツカネベネラ
・ロザーンジュ
・ロンギングセリーヌ
・ロングトールサリー
『前走がGⅢ以下』×『前走4番人気以下』★0.0%★
続いては桜花賞以外の「別路線組」についてチェックする。まず、フラワーCや忘れな草賞、スイートピーSといったGⅢ以下のレースから参戦する馬は【1-2-3-54】複勝率10.0%とやや低調だ。特に前走時が4番人気以下だと【0-0-0-24】で全滅していた。
このデータで新たに3頭が消える。穴人気しそうな忘れな草勝ち馬ジュウリョクピエロは前走が7番人気でアウト。フラワーC勝ち馬スマートプリエールも当時は6番人気だった。
【今年の該当馬】
・(ウィズクイーン)
・ジュウリョクピエロ
・スマートプリエール
・トリニティ
・(バースデイフライト)
・(ミツカネベネラ)
・(ロザーンジュ)
『前走がフローラS』×『前走上がり4位以下』★0.0%★
別路線組についてもうひとつ。桜花賞組に次ぐ勢力となっているのがフローラS組で、成績は【2-3-1-35】複勝率14.6%。特段いいわけではないが、無視はできない存在だ。
ここの取捨は単純明快で、フローラSの上がりが3位以内なら【2-3-1-11】で同35.3%、単複回収率も100%を超える。一方、上がり4位以下なら【0-0-0-24】で、馬券絡みはおろか掲示板すら一度もない。
今年はフローラS組が4頭エントリーしていて、上がり最速タイだったラフターラインズとエンネには期待が持てる。消去済みのスタニングレディ、上がり5位の3着リアライズルミナスはオークスで走らないパターンだ。
【今年の該当馬】
・(スタニングレディ)
・リアライズルミナス
『1600m未満で勝利歴がある』×『その際に4角7番手以内』★0.0%★
4つ目は桜花賞馬スターアニスを狙い撃ちするデータを持ってきた。注目したのはスターアニスが初勝利を小倉芝1200mで挙げている点だ。
芝マイル未満の距離で勝利歴がある馬は【1-0-0-25】複勝率3.8%。短距離での実績はこの2400mを走る上でプラスにならないどころか、むしろ足枷になる。唯一勝ったのはシンハライトだが、マイルより短いレースは紅梅Sだけの1戦1勝。13頭立て8番手からの差し切りだった。
言い換えると「1500m以下のレースで4角7番手以内から勝った馬」は【0-0-0-22】。短距離でポジションがとれて、なおかつ勝ち切るような馬は、逆説的にオークスでは距離がもたないと判断できる。
というわけで、小倉芝1200mで4角4番手から圧勝したことがあるスターアニスは消し。母エピセアロームは1200m重賞を2勝したスプリンター、父ドレフォンもダート6F、7FのGⅠ勝ち馬だ。この距離は合わないだろう。
【今年の該当馬】
・スターアニス
・(ミツカネベネラ)
『キャリア3戦以下』×『6番人気以下』★0.0%★
この時点で残ったのは6頭。最後は当日の人気が絡むデータを紹介する。
掛け合わせるのはキャリア。キャリア3戦以下でオークスに出走した馬は【2-0-1-25】複勝率10.7%とやや苦戦傾向にある。2勝はどちらも無敗馬のラヴズオンリーユーとデアリングタクト。16年3着ビッシュはデビュー2連勝ののちフローラSで初黒星を喫していたが、3頭とも5番人気以内だった。6番人気以下だと【0-0-0-19】になる。
残っている6頭のうち、キャリア3戦以下で臨むのはアンジュドジョワ、エンジョイドアスク、エンネの3頭。5番人気以内(=消去回避)の可能性があるのはエンネくらいで、ほか2頭は消去が濃厚と見る。
【今年の該当候補】
・アンジュドジョワ
・エンジョイドアスク
・エンネ
5つのデータを終えて、確実に残るのはドリームコア、ラフターラインズ、レイクラシック(※抽選対象)の3頭。エンネが微妙な情勢だ。抽選と当日の人気次第だが、おそらく2~4頭の布陣となる。
推奨馬券はいつも通り、残った馬の馬連ボックスとする。残るのがドリームコアとラフターラインズの2頭になった場合のみ、そのワイドも押さえておきたい。
《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。
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