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【大阪杯】メイショウタバルに逆襲の予感 ポイントは「母の父」、単回373%の激アツデータに該当

2026/04/01 17:00
逆瀬川龍之介
大阪杯のポイントと注目馬,ⒸSPAIA

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阪神芝2000mの特注血統

中央競馬における古馬の芝2000mGⅠと言えば、天皇賞(秋)と大阪杯の2鞍。東京芝2000mの前者は決め手が生きる傾向にあり、力通りに決まることが多い。一方の後者はどうか。コーナーが4つ、かつ直線が356.5mと短い阪神芝2000mなので、伏兵にもチャンスあり。適性が問われやすいレースだ。

そして、ここからが本題。実は大阪杯でやけに走る血統がある。そう聞くと、「ディープインパクト産駒」を思い浮かべた人が多いのではないだろうか。確かに、GⅠ昇格後の直近9年に限っても延べ36頭が出走して【3-2-5-26】勝率8.3%、複勝率27.8%は優秀だ。

ただ、それでは芸がない。もうひと捻りして推したいのが、「母の父デピュティミニスター系」である。こちらは同期間で延べ19頭が出走して【2-3-1-13】勝率10.5%、複勝率31.6%の好成績に加え、回収率が単勝373%、複勝も135%だから素晴らしい。

好走馬を詳しく見ていくと、2017年2着のステファノスが7番人気、22年1着ポタジェは8番人気、25年3着ヨーホーレイクも8番人気と人気薄の好走例が多数。したがって迷わず買いと断言できる。

実は「母の父デピュティミニスター系」は大阪杯に限らず、阪神芝2000mと抜群の相性を誇る。ここも大阪杯がGⅠに昇格した17年以降でデータを取ってみると【29-18-21-176】勝率11.9%、複勝率27.9%で、単勝回収率は153%を叩き出している。

これを偶然と片付けるのは簡単だが、「直線の急坂」×「コーナー4つ」という特徴をもつ阪神芝2000mコースにおいて、デピュティミニスター特有のパワーが生きると考えるのが自然ではないか。

さらに付け加えれば、昨年9月以降に限ると【5-0-2-8】勝率33.3%、複勝率46.7%で、このうち今春の開催が【2-0-1-3】勝率33.3%、複勝率50.0%だから好調な傾向は続いている。

今年は2頭に注目

今年の大阪杯には2頭の「母の父デピュティミニスター系」が参戦する。

人気上位はメイショウタバルだろう。昨年の宝塚記念の覇者。その後は天皇賞(秋)が6着、有馬記念は13着だが、前者は不向きな東京芝2000m戦であり、後者は適性外の2500mだったので参考外。今回は2000mへの距離短縮で、それも3戦3勝と十八番の阪神に替わるので、巻き返し必至だ。

そして、もう1頭のヨーホーレイクも侮れない。昨年の大阪杯の3着馬。その後は休み休みのローテーションも影響したのかやや物足りないレースが目立つが、今回は久しぶりに間隔を詰めて使うことができる。上がりのかかる展開になれば、上位食い込みの可能性は十分にあるだろう。

馬券はメイショウタバルの単勝が本線。そして3連複は「母の父デピュティミニスター系」の2頭を軸に、クロワデュノール、ショウヘイ、ダノンデサイル、レーベンスティールに流す。“血の後押し”を信じて高配ゲットといきたい。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GⅠのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

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