【高松宮記念】若さが重要、波乱の使者は前から 浮かび上がった爆穴候補とは

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王座防衛か、悲願達成か
29日に中京競馬場で行われる高松宮記念。昨年のスプリントGⅠ王者であるサトノレーヴとウインカーネリアンが揃って出てくるほか、高松宮記念で3年連続2着のナムラクレアがラストランで悲願達成に挑むなど、今年も注目ポイントの多い一戦となる。
ここでは過去10年データを分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。
★人気

1番人気【1-2-1-6】勝率10.0%、複勝率40.0%に対して2番人気が【3-5-0-2】勝率30.0%、複勝率80.0%と優勢。1番人気は2016年ビッグアーサーを最後に9連敗中だ。
馬券内は3番人気以内【5-8-3-14】複勝率53.3%が中心も、勝ち馬は5番人気以下からも5頭出ているように、穴馬の一発にも注意を払いたい。
★性別

牝馬の勝利は2020年モズスーパーフレアだけ。ちなみにこの年も1着入線は牡馬のクリノガウディーだったが、降着のペナルティーによって順位が繰り上がったものだった。とはいえ過去10年で9連対は悪くなく、連対率や複勝率では牡馬を上回っているように軸としての信頼度は高い。
★年齢

6歳以下が【9-10-8-106】と馬券内のほとんどを占め、7歳以上は勝率2.1%、複勝率6.4%と苦戦傾向。今年はサトノレーヴ(牡7)やウインカーネリアン(牡9)、ナムラクレア(牝7)、ママコチャ(牝7)など主力の多くが高齢馬となっており、注意が必要だ。
★所属

栗東所属馬が【7-8-4-106】勝率5.6%、複勝率15.2%で好走数では優勢も、美浦所属馬は【3-2-5-43】勝率5.7%、複勝率18.9%と好走率ではリードしている。
★脚質

追込【1-1-0-48】勝率2.0%、複勝率4.0%と後方すぎると厳しいが、差し【5-7-7-66】勝率5.9%、複勝率22.4%が中心。複勝回収率では逃げ115%、先行223%が優秀で「穴を狙うなら前」が鉄則だ。
★前走クラス

OP/L組は全滅で、馬券内はすべて海外も含めた前走重賞組となっている。特に直近は前走海外組【3-0-2-10】の勢いが目立ち、直近5年【3-0-1-7】勝率27.3%、複勝率36.4%の好成績。3勝はすべて香港スプリント組から出ている点も見逃せない。
黄金配合の爆穴候補
この他、今年の高松宮記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。

<注目データ>
過去10年の高松宮記念では、父ミスタープロスペクター系の馬が【6-3-3-40】勝率11.5%、複勝率23.1%と活躍中。回収率も単勝170%、複勝189%で妙味もある。
これを母父サクラバクシンオーの馬で絞り込むと【2-0-1-3】勝率33.3%、複勝率50.0%で、2023年は12番人気ファストフォースが1着、2022年はキルロードが17番人気3着と大穴の激走もあり見逃せない。
<今年の注目馬>
フィオライア
・5歳牝馬
・逃げ先行脚質
・父ミスプロ系ファインニードル×母父サクラバクシンオー
栗東・柴田卓厩舎が管理するファインニードル産駒の5歳牝馬。父は2018年にスプリントGⅠの春秋制覇を達成したミスプロ系の名スプリンターで、母父サクラバクシンオーだからこのレースの特注血統に該当する。
特に本馬は5歳で年齢面のマイナスデータを回避しているほか、2走前のシルクロードSでは逃げて16番人気の低評価を覆す勝利を挙げており、「穴は前から」の傾向からも狙い目になる。
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