【金鯱賞】同舞台重賞を目下8連勝“中京の鬼”とタッグ 強力データ揃うクイーンズウォーク

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ディープ系産駒が8年連続で連対中
15日に中京競馬場で行われる金鯱賞。大阪杯をはじめとする春の大舞台を見据えた有力馬が集結し、例年ハイレベルな争いが繰り広げられる。
ここでは3月開催となった直近9年のデータを分析し、レース傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。
★人気

1番人気は勝率55.6%、複勝率100%と圧倒的。2番人気も複勝率44.4%と安定しており、上位人気2頭は軽視できない。一方で、3~5番人気は複勝率14.8%とやや物足りない点には注意したい。
6番人気は【0-0-5-4】と穴馬として侮れない存在で、7番人気以下も【1-3-1-49】と数こそ多くないが馬券圏内への激走例がある。21年には10頭立ての10番人気ギベオンが1着と波乱を演出しており、大穴の一発にも警戒が必要だ。
★所属

両拠点の間に位置する中京競馬場だが、集計期間内では栗東所属馬が全9勝と偏る結果。直近2年は美浦所属馬が1番人気に支持されたがいずれも2着に敗れている。
★性別

牡・セン馬が8勝に対し、牝馬は1勝。ただし連対率では牝馬が20.0%と上回り、複勝率は両者ともに25.0%で並んでいる。
★年齢

4歳馬が5勝、2着4回と活躍傾向で、昨年は唯一の4歳馬であるクイーンズウォークが勝利。今年の登録馬はジョバンニ1頭となっている。
続く5歳は複勝率26.5%、6歳は複勝率24.1%とこの2世代も悪くない。一方、7歳以上は【0-1-0-19】と厳しいデータが出ている。
★前走クラス

国内外のGⅠ組が連対18頭中10頭と中心。特に海外組は【1-3-1-2】複勝率71.4%と安定している。
★脚質

期間内9回のうち、8回は開幕週に行われていることもあって、逃げ馬が【2-3-1-3】複勝率66.7%と強い。前述したギベオンも逃げて結果を出している。ただし、先行【3-3-3-22】と、差し【3-3-4-22】については差がほとんどない。
★主な種牡馬系統

ディープインパクト系産駒が8年連続で連対中と好相性。今年はキズナ産駒3頭を中心に計4頭が登録している。
★馬体重

499kg以下の馬に対し、500kg以上の馬は勝率・連対率・複勝率のすべてで2倍以上の数字を記録。連覇を果たしたプログノーシスを除き、勝ち馬はいずれも後者に該当していた。
中京の鬼には逆らえず
今回は以下の条件を注目データとして取り上げる。

川田将雅騎手×中京芝2000m【58-38-25-82】単回収率97%
勝率28.6%/連対率47.3%/複勝率59.6%
→中内田充正厩舎【16-3-5-12】単回収率130%
勝率44.4% /連対率52.8% /複勝率66.7%
→重賞【12-4-3-12】単回収率156%
勝率38.7% /連対率51.6% /複勝率61.3%
※中京競馬場リニューアル後の2012年以降
舞台となる中京芝2000mで無類の強さを発揮しているのが川田将雅騎手。数多くのタイトルをともに獲得してきた中内田充正厩舎とのタッグでは金鯱賞4勝を挙げており、今年は4連覇もかかる。
さらに、この舞台のGⅡでは7戦7勝と無敗を継続中。川田騎手自身も22年9月のローズS以降、同舞台の重賞で8連勝中と快進撃が続いている。
もちろん走るのは馬だが、データを見る限り“走らせる側”の力も無視できない。
<今年の注目馬>
クイーンズウォーク
・川田騎手×中内田厩舎
・昨年勝ち馬
・父キズナ(ディープインパクト系)
・前走馬体重542kg
今回は川田将雅騎手×中内田充正厩舎がタッグを組むクイーンズウォークを推奨する。
マイナス材料がほとんど見当たらず、「父ディープインパクト系」「馬体重500kg以上」などの強力なデータにも該当。実際に昨年の金鯱賞を制していることからも、データ面では今年もっとも推せる存在だ。
昨年の金鯱賞や2年前のローズS(中京開催)勝利時が道悪馬場だった点を不安視する声もあるが、ヴィクトリアマイルでは1:32.1の好時計で2着に好走。開幕週の高速馬場でも対応は可能だろう。
9着に敗れた天皇賞(秋)も、超スローペースからの瞬発力勝負に泣いた形で評価を下げる必要はない。同レースで二桁着順に敗れた馬たちも、その後は適条件で巻き返しており、本馬も条件好転で巻き返しが期待できる。
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