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【弥生賞】東スポ杯2歳S4着馬テルヒコウは消し、ライヒスアドラーは枠次第 ハイブリッド式消去法

2026/03/04 06:00
久保田大五郎
過去10年の中山記念『前走6番人気以下』かつ『前走14頭立て以下』,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

先週のチューリップ賞からクラシックに向けたトライアル戦線がスタート。今週は皐月賞と同じ舞台の前哨戦・弥生賞ディープインパクト記念が行われる。

いつも通り過去10年データを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。登録馬全12頭を対象とする。

『前走6着以下』×『前走GⅠ以外』★0.0%★

まずは例によって前走の結果が振るわなかった馬から消去する。今回は前走6着以下の馬【0-0-1-22】複勝率4.3%が標的とする。

唯一好走したシリウスコルトはホープフルS(6着)からの参戦であり、つまり前走GⅠ以外で掲示板外に敗れていると【0-0-0-19】で全滅だった。

京成杯8着のアメテュストス、京都2歳S11着のメイショウソラリスが消えた。どちらも重賞の壁に跳ね返されており、さらに相手が上がった今回は苦戦濃厚だ。

【今年の該当馬】
・アメテュストス
・メイショウソラリス

『前走新馬or未勝利』×『前走着差0.3秒以下で勝利』★0.0%★

次は前走が新馬あるいは未勝利戦だった馬について。初勝利を挙げたばかりの馬は【0-1-0-20】複勝率4.8%と不振で、正直この時点で消してもOKなくらいだ。

馬券に絡んだ1頭、19年2着シュヴァルツリーゼは新馬戦を0.4秒差で勝っていた。すなわち、着差0.3秒以下で勝ち上がってきた馬は【0-0-0-17】と通用していない。

初勝利直後の馬はバステール、バリオス、モウエエデショーの3頭がいるが、いずれも着差は0.3秒以下だった。心おきなく消去できる。

【今年の該当馬】
・バステール
・バリオス
・モウエエデショー

『前走6番人気以下』×『前走14頭立て以下』★0.0%★

今度は前走人気に着目。前走6番人気以下の低評価だった馬は【2-1-2-24】複勝率17.2%と、イマイチな成績だ。

さらに絞って「前走14頭立て以下で6番人気以下」になると【0-0-0-14】。ホープフルSなどの多頭数戦ならともかく、そうでないレースで人気にならなかった馬は厳しい。

ジュニアC7番人気だった川崎のコスモギガンティア、12頭立ての東スポ杯で7番人気だったテルヒコウが新たに脱落した。

テルヒコウは前走で先着されたパントルナイーフ、ライヒスアドラーとの再戦。当時もスローぺースの逃げで展開は向いている。逆転は困難だろう。

【今年の該当馬】
・コスモギガンティア
・テルヒコウ
・(メイショウソラリス)

『前走上がり6位以下』×『前走4角4番手以下』★0.0%★

続いて前走の上がりと位置取りから。前走で上がり3Fがメンバー中6位以下だった馬は【2-1-2-22】複勝率18.5%と巻き返しも見られる。

ただし馬券に絡んだ5頭はいずれも前走で4角3番手以内の競馬をしており、同4番手以下だと【0-0-0-11】。積極策に出たわけでもなく、単純に伸びなかった馬は力不足と切り捨てたい。

京成杯で上がり8位(5着)に終わったステラスペースがこれに引っかかった。同コースの葉牡丹賞(1勝クラス)でも7着に敗れており、このメンバーでは能力的に劣勢だ。

【今年の該当馬】
・ステラスペース

『美浦所属騎手』×『1~3枠』★0.0%★

4つの項目を終えた時点で残りは4頭。最後は現時点で未確定の枠順が絡むデータを紹介する。

掛け合わせるのは騎手の所属。弥生賞はC.ルメール、川田将雅、武豊の「BIG3」を筆頭に栗東所属騎手の活躍が顕著なレースだ。美浦【3-3-3-53】複勝率14.5%に対し、栗東【7-7-6-21】同48.8%と極端な差がついている。

その不振の美浦所属騎手が1~3枠を引いたケースは【0-0-0-14】。19年の1番人気4着ニシノデイジーなど4着は4回あるが、馬券圏内には一度も入っていなかった。これを最後のデータに採用する。

残った4頭のうち、美浦所属の騎手が乗る予定なのはタイダルロック(三浦皇成)とライヒスアドラー(佐々木大輔)。この2頭が内すぎる枠を引いたら消去とする。

【今年の該当候補】
・タイダルロック
・ライヒスアドラー

5つのデータを終えて、確実に残るのはアドマイヤクワッズとパントルナイーフ。タイダルロックとライヒスアドラーは枠順次第となった。

順当すぎる結論だが、やはりデイリー杯2歳S勝ち馬アドマイヤクワッズ、東スポ杯2歳S勝ち馬パントルナイーフが実績もデータもツートップ。

アドマイヤクワッズはこれまで1600mを使ってきたが、折り合いには苦労しない馬で2000mも対応できそうだ。

推奨馬券は残った馬の馬連ボックスとする。ガチガチの人気決着でもトリガミにならないよう、金額は上手く傾斜配分したい。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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