【朝日杯FS】AIの本命はアドマイヤクワッズ 「1月生まれ」×「前走1番人気V」に鉄板データ

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友道厩舎×5番人気以内は3戦3勝
21日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティステークスが行われる。近年でもドウデュース(2021年)やジャンタルマンタル(2023年)といった後の古馬GⅠ馬を輩出しており、そのレース名に違わぬ「未来の主役」を決める一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:アドマイヤクワッズ
●短評
栗東・友道康夫厩舎が管理するリアルスティール産駒の2歳牡馬。前走のデイリー杯2歳Sをデビュー2連勝で制し、重賞ウイナーとなった。今回も出走するカヴァレリッツォとの激戦を制し、記録した走破タイムは1:33.1の2歳コースレコード。内容、数字ともに世代屈指のハイレベル戦であり、2歳マイル王の有力候補であることに疑いはない。
また、友道康夫厩舎は当レースをアドマイヤマーズ(2018年)、ドウデュース(2021年)、アドマイヤズーム(2024年)で制しており、通算3勝を挙げている。今回は連覇、そして芝1600m戦となって以降で最多の4勝目がかかる一戦となる点も見逃せない。
●データ
京都開催だった24年も含む過去10年では、「1月生まれ」の馬が【2-2-1-5】で複勝率50.0%と好成績。2歳戦だけに、早生まれの完成度が結果に直結しやすい傾向がデータからも読み取れる。今年はアドマイヤクワッズのみが該当している。
そのうち、「前走1番人気1着」と結果を出していた馬に限ると【2-1-1-0】複勝率100%と3着以内を外していない。昨年2着馬でのちに皐月賞を制したミュージアムマイルや、のちのGⅠ6勝馬グランアレグリアが該当する点も心強い材料だ。
また、前章で触れた友道康夫厩舎は同期間で【3-0-0-2】と圧倒的成績を残す。敗れた2頭に関しては二桁人気で、5番人気以内なら3戦3勝。名伯楽の勝負仕上げにも期待がかかる。
AI予想エンジンKAIBA
◎アドマイヤクワッズ
◯リアライズシリウス
▲エコロアルバ
△カヴァレリッツォ
×ダイヤモンドノット
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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