【武蔵野S】AI本命はコスタノヴァ “連対率80.0%”データが示す反撃ムード

SPAIA編集部

2025年武蔵野S AI本命馬 コスタノヴァ,ⒸSPAIA

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フェブラリーS覇者の巻き返しに期待

15日に東京競馬場を舞台に争われる武蔵野S(GⅢ・ダ1600m)。同舞台GⅠ・フェブラリーステークスを制したコスタノヴァ(25年)、ペプチドナイル(24年)を筆頭に、今後の大舞台を見据えた超豪華メンバーが顔をそろえた。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:コスタノヴァ

●短評
美浦・木村哲也厩舎が管理する5歳牡馬のロードカナロア産駒で、今年のフェブラリーSを制した実績を誇る。タイトル奪取後は地方交流重賞で敗戦が続くが、本馬はキャリア7勝中6勝を東京コースで挙げる東京巧者であり、得意の大箱コースとは形態が異なる地方での結果は度外視できる。

東京コース6戦6勝の圧倒的な舞台適性を武器に、近走のうっ憤を晴らす巻き返しに期待したい。

●データ
過去10年の前走別成績を見ると、地方交流重賞を使われていた組が【6-4-0-22】で、連対馬20頭のうち10頭を占めている。中でも、最も格の高いJpnⅠで2番人気以内の支持を集めていた馬は【3-1-0-1】勝率60.0%、連対率80.0%と信頼度が抜群に高い。

また、本レースは過去10年で4角5番手以下の馬が7勝、2着7回と差し決着が目立つ。さらに、上がり3Fが2位以内だった馬は【7-5-4-6】で、連対率54.5%、複勝率72.7%と末脚勝負の傾向が色濃い。

「前走JpnⅠで2番人気以内」にはコスタノヴァのほか、ルクソールカフェ、ペプチドナイルも該当するが、前走で上がり上位の末脚を繰り出したのはコスタノヴァ(上がり2位)のみだった点は押さえておきたい。

AI予想エンジンKAIBA
◎コスタノヴァ
◯ビダーヤ
▲ルクソールカフェ
△ウェットシーズン
×サンライズフレイム

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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