【アルテミスS】AIの本命はフィロステファニ 「連対率100%」川田×中内田タッグの新星候補に注目

SPAIA編集部

2025年アルテミスS AI本命馬フィロステファニ,ⒸSPAIA

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「2月生まれの栗東所属馬」が6年連続好走中

25日に東京競馬場を舞台に争われるアルテミスS(GⅢ・芝1600m)。2年前の勝ち馬チェルヴィニアが二冠達成、3年前は2着に敗れたリバティアイランドが三冠馬に登り詰めるなど、勝ち馬だけでなく敗れた馬からもスターが誕生している牝馬の登竜門だ。果たして、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:フィロステファニ

●短評
栗東・中内田充正厩舎が管理するエピファネイア産駒の2歳牝馬。母はスキアで、半兄にヴァンドギャルドやソールオリエンスといった重賞勝ち馬がいる良血だ。

新潟芝1600mの新馬戦では上がり最速32秒6の末脚で差し切り勝ち。着差はわずかクビ差も、開幕週の新潟という内前有利な条件で大外から前をまとめて差し切った内容は字面以上に評価できる。引き続き直線の長い東京でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目が集まる。

●データ
直近10年のアルテミスステークスでは栗東所属馬が【6-6-8-37】と関西馬が好走数も好走率も優勢。回収率も単勝179%、複勝123%と優秀だ。

なかでも2月生まれが【2-4-2-8】連対率37.5%、複勝率50.0%の好成績で、2019年から6年連続で馬券内に好走中。2022年は該当馬2頭のワンツー、昨年も該当馬2頭で2着、3着を占めた。

さらに、これを「前走上がり最速」で絞り込むと【1-3-1-4】連対率44.4%、複勝率55.6%と数値が上昇。今年はフィロステファニとマルガ、奇しくもKAIBAの本命・対抗が該当しており、注目が必要だ。

また、近年のアルテミスSで猛威をふるっているのが「川田将雅」×「中内田充正」の黄金タッグ。2019年にリアアメリアで1着、2022年はリバティアイランドで2着とここまで連対率100%を誇り、3年ぶり3度目のコンビ結成となる今年も見逃せない。

AI予想エンジンKAIBA
◎フィロステファニ
◯マルガ
▲ルーチェフィオーレ
△バースデイフライト
×タイセイボーグ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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