【菊花賞】AIの本命はエリキング “連対率80.0%”データの後押しでラスト一冠獲りへ

SPAIA編集部

2025年菊花賞 AI本命馬 エリキング,ⒸSPAIA

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豪脚炸裂で最後の一冠獲りへ

26日に京都競馬場を舞台に菊花賞(GⅠ・芝3000m)が行われる。“最も強い馬”が勝つと言われる牡馬三冠の最終戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:エリキング

●短評
栗東・中内田充正厩舎に所属するキズナ産駒で、デビューから6戦すべてでコンビを組む川田将雅騎手と初のGⅠタイトルに臨む。

春二冠は結果が出なかったが、皐月賞は骨折明けからの直行ローテに加え、レースでも不利を受けたように敗因は明確。続くダービーは5着に敗れはしたが、先行~中団勢が止まらない展開で、4角14番手から上がり最速の末脚を繰り出し5着に食い込んだ。同じく後方から運んで6着だったミュージアムマイルが、次走セントライト記念を快勝した点も追い風だ。

前走の神戸新聞杯では1000m通過62秒台のスローペースのなか、直線では7番手から上がり32.3秒の豪脚を繰り出し差し切り勝ち。皐月賞、ダービーで善戦したジョバンニ、ショウヘイをまとめて破った内容からは、夏を越しての成長がうかがえる。最後の一冠獲りも十分視野に入る存在だ。

●データ
過去10年の前走別成績では、神戸新聞杯組が【4-3-4-52】で最多の勝ち馬を出す王道的なローテとなっている。中でも、阪神2400m施行時は【3-2-3-30】複勝率21.1%と、中京施行時【1-1-1-22】同12.0%を上回る好成績。特に、上がり最速馬は【2-2-0-1】勝率40.0%、連対率80.0%と抜群で、2019年1着ワールドプレミア以来の条件該当馬となるエリキングにも大きな期待がかかる。

また、全馬にとって未知の距離となる菊花賞においては、人馬のコンビネーションも重要な要素となる。過去10年では鞍上とのコンビ継続で臨んだ馬が【8-6-7-95】で8勝を挙げており、特にトライアル(神戸新聞杯orセントライト記念)1着からの臨戦では【4-0-2-9】勝率26.7%、単勝回収率136%と、単系の馬券で狙いたいデータも出ている。

AI予想エンジンKAIBA
◎エリキング
◯ショウヘイ
▲エネルジコ
△ジョバンニ
×ライトトラック

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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