【シリウスS】AIの本命はテーオーパスワード “最強世代”の大物候補が複勝率60%の強力データに唯一該当

SPAIA編集部

2025年シリウスS AI本命馬テーオーパスワード,ⒸSPAIA

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ダート最強世代の遅れてきた大物候補

27日に阪神競馬場を舞台に争われるシリウスS(GⅢ・ダ2000m)。秋冬の大舞台を目指す古馬の強豪が集う注目の一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:テーオーパスワード

●短評
栗東・高柳大輔厩舎所属、コパノリッキー産駒の4歳牡馬。デビュー2連勝で世代限定OPの伏竜ステークスを制し、世界最高峰のケンタッキーダービー(GⅠ)でも5着と健闘した素質馬だ。

2度の長期休養があり出世が遅れたが、ここに来てようやく軌道に乗ってきた。ダート界を牽引するフォーエバーヤングやミッキーファイトら同世代のライバルたちに追いつき、追い越すためにも、まずは冬の大舞台へと駒を進めたいところ。ここは試金石の一戦となる。

●データ
中京開催時も含めた過去10年データで前走クラス別成績を見ると、クラスを問わず前走1着馬が【3-6-3-26】勝率7.9%、複勝率31.6%の好成績。この時点で今年の該当馬はテーオーパスワードとサイモンザナドゥの2頭しかいない。

なおかつその前走が「OP・L」で、後続に「0.3秒以上」の差をつける快勝だった馬で絞り込むと【2-3-1-4】勝率20.0%、複勝率60.0%まで数値が上がり、回収率も単勝113%、複勝106%と軸として申し分ないデータになった。これをクリアしているのはテーオーパスワードだけだ。

また、枠番は4枠6番をゲット。過去10年の阪神開催6回のうち馬番6以内の馬が5勝と内枠の活躍が目立つ点も心強く、3連勝での重賞初制覇にも期待が高まる。

AI予想エンジンKAIBA
◎テーオーパスワード
◯ジンセイ
▲サイモンザナドゥ
△ブライアンセンス
×メイプルリッジ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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