【チャレンジC】AIの本命はサブマリーナ 武豊騎手騎乗の素質馬を2つの複勝率50%データが後押し
SPAIA編集部

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“フレッシュさ”が重要な一戦
13日に阪神競馬場を舞台に争われるチャレンジカップ(GⅢ・芝2000m)。かねてから施行条件の変更が多いレースで、今年は開催時期が9月に変更されたうえ、負担重量もハンデキャップに変わった。メンバー構成を見ても混戦は必至。果たして、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:サブマリーナ
●短評
栗東・庄野靖志厩舎が管理するスワーヴリチャード産駒の4歳牡馬。馬主NICKS×庄野靖志厩舎は父スワーヴリチャードとまったく同じタッグということもあり、2023年11月の新馬勝ち時は注目を集めたが、以降は順調に使うことができず、間隔を取りながらの慎重な起用に。昨秋の神戸新聞杯(GⅡ)で重賞初出走となるはずが、ここも疾病のため無念の出走取消となった。
それでも取消明けの2勝クラス戦で0秒7差の完勝、今年3月には3勝クラスを突破。前走は新潟大賞典(GⅢ)に挑み、重賞初挑戦ながら2着と好走するなどポテンシャルの高さは証明済みだ。ここで重賞初制覇を達成し、さらなる飛躍の足掛かりとすることができるだろうか。
●データ
施行条件がころころ変わるレースで使用できるデータにも限りがあるが、近年のチャレンジCの特徴としては“フレッシュな馬”の活躍が挙げられる。
直近10年の当レース成績で見ても、4歳以下【9-3-4-36】勝率17.3%、複勝率30.8%に対して5歳以上は【1-7-6-70】勝率1.2%、複勝率16.7%と、その差は歴然。AI予想エンジンKAIBAの印を見ても、本命から4番手までを4歳馬が占めている。
また、若さだけでなく戦歴のフレッシュさもポイントで、上記の4歳以下の馬を「キャリア7戦以下」で絞り込むと【2-0-2-4】勝率25.0%、複勝率50.0%で複勝回収率115%という魅力的なデータになる。今回の出走馬で該当しているのはサブマリーナだけだ。
さらに前走重賞連対馬も、過去10年【2-3-0-5】勝率20.0%、複勝率50.0%で複勝回収率120%の好成績。2つの複勝率50%データがサブマリーナの追い風となる。
AI予想エンジンKAIBA
◎サブマリーナ
◯オールナット
▲アスクカムオンモア
△タガノデュード
×グランヴィノス
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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