【セントウルS予想印まとめ】ママコチャが最高評価、トウシンマカオは本命なし AIは3歳の新星候補を抜擢
SPAIA編集部

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“2強”に明暗
7日に阪神競馬場で行われるセントウルステークス(GⅡ・芝1200m)。サマースプリントシリーズ最終戦にして、秋の大一番・スプリンターズS(GⅠ)に向けた前哨戦という側面も持ち合わせるスプリント路線の注目レースだ。
今年も北九州記念2着ヨシノイースターやアイビスサマーダッシュ2着テイエムスパーダら、サマーシリーズ組が逆転王座を目指して参戦。一方、夏を休養に充てて秋に備えていたトウシンマカオやママコチャといった実績馬が始動戦としてここを選んだことで、メンバーレベルはぐっと上がった。
果たして、SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

戦前では“2強”の見立ても多いなか、予想陣の印ではママコチャが本命1つ(京都大学競馬研究会)に対抗2つ(AI予想エンジンKAIBA・門田光生氏)で最上位評価となった。京都大学競馬研究会は開幕週の馬場傾向も踏まえて「内ラチ沿い」かつ「先行脚質」を重視。2枠3番の絶好枠を活かした立ち回りに期待を寄せる。
一方、前走・京王杯スプリングカップ(GⅡ)でそのママコチャに先着したトウシンマカオは、なんと3者揃って「3番手」止まり。本命を打った予想家がいなかった。そんななか、データ予想コラムを担当する門田光生氏は前記2頭と同じ京王杯SC組のカンチェンジュンガを本命に抜擢した。
前走7着に敗れたカンチェンジュンガは「前走国内GⅠ、GⅡ」の好データを持ち、それでいてデータ面での割引材料が皆無だったことが高評価につながった。ママコチャとトウシンマカオは前走でカンチェンジュンガに先着したものの、過去10年で勝ち馬が出ていない「6歳、7歳」に該当してしまうため、ここでは2番手・3番手の扱いとなっている。
最後に、AI予想エンジンKAIBAが本命にしたのはエコロジーク。国内では3戦3勝と底を見せていない3歳の新星候補で、キャリア2戦目のカンナS(OP)では中山芝1200mを1分7秒2で走破して完勝。今回が初の重賞挑戦となるが、いきなり通用しても不思議はない。注目の一頭だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎エコロジーク
◯ママコチャ
▲トウシンマカオ
△アブキールベイ
×ワンダーキサラ
京都大学競馬研究会
◎ママコチャ
◯テイエムスパーダ
▲トウシンマカオ
△ヨシノイースター
×ウイングレイテスト
×カルチャーデイ
門田光生(データ予想)
◎カンチェンジュンガ
◯ママコチャ
▲トウシンマカオ
△ショウナンザナドゥ
×テイエムスパーダ
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