【札幌2歳S】AIの本命はサンセットゴールド 勝率27.3%、複勝率72.7%の強力データが後押し
SPAIA編集部

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「前走人気」と「前走内容」に注目
6日に札幌競馬場を舞台に争われる札幌2歳S(GⅢ・芝1800m)。夏の北海道開催を締めくくる2歳重賞で、キャリアの浅い馬たちが集う難解なレースとなるが、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:サンセットゴールド
●短評
栗東・矢作芳人厩舎が管理するキズナ産駒の2歳牡馬。前走は今回と同舞台の新馬戦で、単勝1.8倍の支持に応えて勝利を挙げた。
着差こそクビ差だったが、2着馬と3着馬の間には3馬身という決定的な差がついており、さらにその2着馬は次走の未勝利戦で後続に0秒5差をつける完勝。強い相手を上がり最速の末脚で捉え切った内容は字面以上に評価すべきで、今回の重賞挑戦にも期待が高まる。
●データ
能力比較の難しい2歳戦において、ひとつの手掛かりとして有効なのが「人気」だ。過去10年の札幌2歳Sでも、前走が新馬戦かつそこで1番人気に推されていた馬は【3-2-4-11】勝率15.0%、複勝率45.0%と活躍が目立つ。
そしてもうひとつ注目したいのが「内容」で、その前走でメンバー中最速の上がり3ハロンを叩き出した馬は【3-2-3-3】勝率27.3%、複勝率72.7%と驚異的な数値を誇っている。
「前走新馬戦×1番人気」はヒシアムルーズやロスパレドネスなども該当するが、「前走上がり最速」で絞り込むと該当馬はサンセットゴールドとショウナンガルフの2頭だけ。さらに、同コースで新馬戦を勝っているのは本馬のみと心強い。強力データも味方に無傷の2連勝で重賞制覇をめざす。
AI予想エンジンKAIBA
◎サンセットゴールド
◯ヒシアムルーズ
▲ロスパレドネス
△スマートプリエール
×ショウナンガルフ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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