【エルムS】AIの本命はロードクロンヌ “実力&人気兼備”の重賞組に鉄板級データ

SPAIA編集部

2025年エルムS AI本命馬ロードクロンヌ,ⒸSPAIA

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“始まりの地”札幌で初重賞制覇へ

9日、札幌競馬場でエルムS(GⅢ・ダート1700m)が行われる。函館開催の大沼S、マリーンSに続く、北海道シリーズのダート1700mオープン戦を締めくくる別定重賞だ。AI予想エンジンKAIBAは、どの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ロードクロンヌ

●短評
栗東・四位洋文厩舎に所属する4歳のリオンディーズ産駒。デビュー当初は芝を使われていたが、昨夏の札幌開催からダートに路線変更すると一変し、破竹の4連勝で一気にオープン入りを果たした。

昇級後は重賞戦線へと駒を進め、マーチSで0.1秒差の3着、続く平安Sでは次走帝王賞2着のアウトレンジ相手に2着と好走を続けている。飛躍のきっかけとなった“始まりの地”札幌で、重賞初制覇なるか注目したい。

●データ
過去10年のうち、札幌で行われた9回のデータでは、「前走3番人気以内かつ3着以内」の馬が【7-4-3-21】7勝、複勝率40.0%と抜群の安定感を誇っており、単勝回収率の観点でも194%と優秀だ。今年の該当馬はロードクロンヌただ1頭。絶好の狙い目といえる。

さらに、上記データを「前走JRA重賞出走馬」で限定すると【1-2-0-0】勝率33.3%、連対率100%と超強力なデータが浮上。さらに本馬を後押しする。また、鞍上の藤岡佑介騎手は同期間内のエルムSで【0-2-1-0】と勝ち星こそないものの複勝圏内はパーフェクト。20年には前記データを満たすウェスタールンドで2着に好走しているのも頼もしい。

AI予想エンジンKAIBA
◎ロードクロンヌ
◯ブライアンセンス
▲ペリエール
△トロヴァトーレ
×ドゥラエレーデ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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