【七夕賞】AIの本命は良血ドゥラドーレス 「前走重賞で2番人気以内」は勝率50%
SPAIA編集部

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鞍上は歴代最多タイの4勝
13日に福島競馬場で七夕賞(GⅢ・芝2000m)が行われる。過去10年では3連単10万超馬券が5回、うち2回は100万超馬券と波乱傾向の一戦。予想する上でも一筋縄とはいかない難解レースで、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ドゥラドーレス
●短評
美浦・宮田敬介厩舎に所属するドゥラメンテ産駒の6歳で、半妹には昨年の有馬記念勝ち馬レガレイラがいる良血一族。屈腱炎で長期休養を強いられたが、直近2走は小倉日経賞1着にエプソムカップ2着と調子を上げてきた。
特にエプソムCは稍重馬場のなか、上がり最速の脚で追い込んで1:44.2の好時計で走破。レコードタイムを叩き出した勝ち馬には屈したが、本馬のパフォーマンスも非常に高いものだった。一度使われて上昇してくれば当然、勝ち負けになる。
●データ
過去10年の七夕賞・前走人気別成績では、前走2番人気以内が【5-3-2-11】と勝ち馬10頭の半数を占め、好走率も優秀。なかでも前走で重賞を走っていた馬に限ると【4-1-0-3】勝率50.0%と抜群で、単勝回収率も302%と破格だ。近況が良く、重賞でも上位人気に推される本馬のような馬が七夕賞の好走パターンに当てはまる。
また今回の鞍上は、上記データ該当馬の17年ゼーヴィントで優勝した戸崎圭太騎手。期間内では【4-0-0-5】と七夕賞・歴代最多タイの4勝をマークしており、昨年もレッドラディエンスで勝利と当レースを大得意としている点も見逃せない。
AI予想エンジンKAIBA
◎ドゥラドーレス
◯コスモフリーゲン
▲シリウスコルト
△バラジ
×シルトホルン
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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