一刀両断!消しの人気馬~6月22日~ 難解な牝馬限定ハンデ重賞はあの有望株を切って高配当狙い
SPAIA編集部

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5月は指名馬がすべて馬券外に
今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開!
今回は編集部・ざきおが東京11Rの府中牝馬ステークスから指名します。
この春は皐月賞から日本ダービーまで6週連続で指名馬の消しに成功!夏競馬も危険な人気馬を思い切って馬券から外し、好配当を狙っていきましょう。
※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、担当者が「3着以内に来ない」と判断した馬となります。
今週の「消しの人気馬」
東京11R 府中牝馬ステークス
・カニキュル
前走2勝クラスを卒業したばかりという身で、今回は格上挑戦となる4歳牝馬。とはいえ、もともとフローラS(GⅡ)3着の実績があり、東京は【3-1-1-0】の得意舞台だ。前走の0秒5差勝ちという派手なパフォーマンスと斤量52kgから上位人気となる可能性が高い。
しかし、本馬にとって明確な不安要素となるのが気性面の課題。得意の東京で敗れた2戦を振り返ってみても、フローラSは8枠13番で外に壁が作れずに掛かり、3着までよく差し込んだようにも見えるが、実際のところ最後は伸びを欠いていた。
2着だった2走前の2勝クラス戦を見ても、この時は内枠を引いて馬を前に置くことができたが、今度は馬群を嫌がり道中で気難しい面を見せていた。それでいて好走しているのだから能力は高いが、どんな形になっても折り合いを欠くリスクがある馬ということは頭に入れておかなければならない。
しかも今回は距離短縮で好走した後の距離延長で、枠も8枠13番。フローラS時と同様に外や前に馬を置くことができず、気の悪さが出てしまうと一気に好走の確率は下がる。ここは取りこぼしもあると見て、夏競馬らしく波乱に期待したい。
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