一刀両断!消しの人気馬~6月15日~ 好転材料なし!宝塚記念はあのクラシックホースをバッサリ

SPAIA編集部

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5月は指名馬がすべて馬券外に

今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開! 今回は編集部・ざきおが阪神11Rの宝塚記念から指名します。 この春は皐月賞から日本ダービーまで6週連続で指名馬の消しに成功!上半期のGⅠ最終戦もしっかりと「危険な人気馬」指名を成功させます。

※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、担当者が「3着以内に来ない」と判断した馬となります。


今週の「消しの人気馬」

阪神11R 宝塚記念
・アーバンシック
昨年の菊花賞馬。しかも同レースは2着ヘデントールが天皇賞(春)を制し、6着ダノンデサイルが有馬記念3着、4月にはドバイシーマクラシック優勝など、国内外の古馬混合GⅠで活躍する馬を数多く輩出するハイレベル戦だった。

当然そこで1着だったアーバンシックの能力の高さに疑いの余地はないが、直近2戦は有馬記念6着に日経賞も3着と1番人気の支持を裏切っている。この2戦に共通しているのが中山芝2500m戦、とくに「小回り」のコース形態に苦戦の要因があるとみる。

キャリアのハイパフォーマンスを振り返ると、菊花賞は京都芝3000mの外回りで、セントライト記念も中山コースではあるが芝2200mは外回りの設定。2歳時にはなるが東京芝2000mの百日草特別(1勝クラス)で上がり33秒2を使った好走例もあるように、本馬にとってコーナーの角度は緩いに越したことがなく、直線も長ければ長いほど良い。

その点、今回の舞台は阪神芝2200mの内回りコース。しかも前走の敗因のひとつとして「道悪」が挙げられているなか、今週末も雨予報で馬場が渋りそうなのはまったく歓迎できない。逆襲は秋、きれいな馬場の東京で期待するとして、好転材料に乏しい今回は消してかかりたい。

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