JRAがNHKマイルCなどのレースレーティングを発表 勝ち馬パンジャタワーは「115」、京都新聞杯快勝のショウヘイは「112」
SPAIA編集部

ⒸSPAIA
5月10、11日の重賞・オープン特別競走が対象
日本中央競馬会(JRA)は5月10日から11日に行われた平地重賞競走、リステッド競走、その他のオープン特別競走のレーティングを15日、発表した。
レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差・負担重量などをもとに国際的に統一された基準によって数値化されたもの。GⅠ競走については出走した全馬、その他クラスの競走に関しては各レースで4着までに入った馬が対象となっている。
11日に東京競馬場で行われたNHKマイルCでは、勝利したパンジャタワーが115をマーク。アタマ差2着のマジックサンズは114で、そこからハナ差3着のチェルビアットは牝馬の斤量55kgも考慮されて110、さらに半馬身差4着のモンドデラモーレが113とレーティングも大接戦となった。
また、10日に京都競馬場で行われた京都新聞杯では勝ち馬ショウヘイが112を記録。2着エムズが108となっており、メンバー中断トツの数値を叩き出した。
ちなみに、レーティング「112」は皐月賞では6着マジックサンズと同じ。C.ルメール騎手とのコンビで日本ダービーに進むことが発表されて注目を浴びているショウヘイだが、皐月賞で「119」を獲得しているミュージアムマイルをはじめ、同世代のライバルたちをまとめて撃破することはできるだろうか。
その他のレースのレーティングに関してはJRA公式サイト(https://www.jra.go.jp/news/202505/051502.html)で確認できる。
《関連記事》
・【NHKマイルC回顧】大舞台の底力勝負に強いパンジャタワー 3着チェルビアットもハイペースに強い血統
・【京都新聞杯回顧】ショウヘイとエムズがダービーへ前進 共通点は「良血」と「名門」、大舞台で波乱の使者となるか
・【ヴィクトリアマイル2025全頭診断】総合評価1位は満点評価で死角なし GⅠ馬を上回る伏兵馬も現れ注目【動画あり】
