【ヴィクトリアマイル予想印まとめ】4歳馬中心も本命印はバラバラ データ派は穴馬クリスマスパレードを指名

SPAIA編集部

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穴馬に偏った予想も

18日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(GⅠ・芝1600m)。今年でようやく20回目と歴史は浅いが、3連単配当では日本のGⅠ史上最高額となる2070万5810円が飛び出したこともある「荒れる」レースだ。昨年14番人気テンハッピーローズが勝ったことも含め、波乱を前提に予想するのもアリと言える。

今年はアスコリピチェーノやステレンボッシュなど4歳馬に人気が集中している印象。SPAIA予想陣5者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

本命印がついたのは計4頭。確たる軸が存在しない様相だ。京都大学競馬研究会はステレンボッシュを推した。前走の大阪杯は13着に敗れたが、初の輸送競馬などの要因で馬体重が減っていたこと、レースでも終始外を回す競馬で評価を下げる内容ではないとみている。阪神JF、桜花賞の内容を見ても「アスコリピチェーノと能力差は感じられない」と述べた。

東大ホースメンクラブは4歳馬のボンドガールに注目。過去10年の稍重~不良馬場の東京芝1600m重賞(1~5番人気馬に限る)で、武豊騎手が【1-2-1-2】勝率16.7%、複勝率66.7%と安定している点、追込有利のデータが出ている点を重視して、本命に据えた。

血統記事を連載している坂上明大氏はアスコリピチェーノと人気どころを挙げた。穴ではデータ予想の門田光生氏やAI予想エンジンKAIBAも面白い。門田氏は「美浦所属馬」「前走中山牝馬S」「前走3着」「前走1番人気」などを好データに挙げ、上記4つに該当するクリスマスパレードが最有力とみている。

AI予想エンジンKAIBAは本命こそアルジーヌと中穴だが、アスコリピチェーノやステレンボッシュに印を回さず、中穴~大穴中心の予想印を出している。

先週のNHKマイルCに引き続き波乱はあるのか。配当という意味でも見逃せない一戦になりそうだ。

2025年ヴィクトリアマイルのSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎アルジーヌ
◯アドマイヤマツリ
▲クリスマスパレード
△ボンドガール
×シングザットソング

京都大学競馬研究会
◎ステレンボッシュ
◯クリスマスパレード
▲ボンドガール
△アルジーヌ
×アスコリピチェーノ
×サフィラ

東大ホースメンクラブ
◎ボンドガール
◯アスコリピチェーノ
▲アルジーヌ
△シランケド
×シンリョクカ
×ステレンボッシュ

坂上明大(血統分析)
◎アスコリピチェーノ
◯クイーンズウォーク
▲ソーダズリング
△ビヨンドザヴァレー

門田光生(データ予想)
◎クリスマスパレード
◯ステレンボッシュ
▲ビヨンドザヴァレー
△アリスヴェリテ
×ボンドガール
×アドマイヤマツリ

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