【京王杯SC】AIの本命はスプリントGⅠ馬ママコチャ 「高松宮記念ちょい負け」は複勝率50%

SPAIA編集部

2025年京王杯スプリングカップ AI本命馬ママコチャ,ⒸSPAIA

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前走高松宮記念で0.3秒差3着

3日に東京競馬場を舞台に争われる京王杯SC(GⅡ・芝1400m)。上半期のマイル王決定戦・安田記念の前哨戦という位置付けながら、マイラーだけでなく1400mのエキスパートやスプリンターたちも参戦してくる難解な一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ママコチャ

●短評
栗東・池江泰寿厩舎が管理するクロフネ産駒の6歳牝馬。2023年のスプリンターズS勝ち馬で、今年も3月のオーシャンSを制した後、前走の高松宮記念で0.3秒差の3着と健闘したスプリント路線のトップホースだ。

直近の1400m戦では阪神Cで2年連続5着。敗れてはいるが、いずれも勝ち馬とは0.2秒差と奮闘しており、過去には安土城S(L)を勝利した実績もある。5戦連続コンビとなる川田将雅騎手とともに、3つめの重賞タイトルを狙う。

●データ
過去10年の京王杯SCでは前走・高松宮記念組が【6-3-3-18】勝率20.0%、複勝率40.0%と好成績。なかでもその前走が0.3秒差以内の僅差負けだった馬は【2-1-1-4】勝率25.0%、複勝率50.0%で単勝回収率101%、複勝回収率も135%と見逃せない。

気になるのは6歳という年齢で、過去10年データでも【1-3-1-31】勝率2.8%、複勝率13.9%とイマイチ。ただし、前走でGⅠを走っていた6歳馬は【1-1-1-3】勝率16.7%、複勝率50.0%と高水準だ。年齢を重ねていても、現役バリバリの有力馬であれば跳ね返している。

ちなみに、サンプルは少ないが「前走GⅠ・3着の6歳馬」は2017年のレッドファルクスが勝利を挙げている。衰えを見せていないママコチャも不安はない。

AI予想エンジンKAIBA
◎ママコチャ
◯シャドウフューリー
▲ロジリオン
△トウシンマカオ
×レッドモンレーヴ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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