片山調教助手「馬はこの芝コースを理解している」 リバティアイランドら香港チャンピオンズデー出走馬の近況
SPAIA編集部

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開催は27日
日本中央競馬会(JRA)は23日、香港チャンピオンズデーに出走予定の日本馬の最新の調教状況を発表した。
香港チャンピオンズデーは27日に香港のシャティン競馬場で行われるイベントの総称で、チェアマンズスプリントプライズ、チャンピオンズマイル、クイーンエリザベスⅡ世カップの計3つのGⅠが開催される。
日本馬の近況をレースごとに取り上げる。なお、調教時計はいずれも主催者発表のものとなっている。
クイーンエリザベスⅡ世カップ
タスティエーラ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)
・騎乗者:高橋智大調教助手
・調教内容:オールウェザーコースでハッキング5F、ダク2F、ハッキング7F。その後パドックスクーリングを実施
プログノーシス(牡7歳、栗東・中内田充正厩舎)
・騎乗者:清山康成調教助手
・調教内容:芝コースで5Fを追い切り。調教時計は51.5秒(4F)−21.2秒(2F)
・清山調教助手のコメント
「予定通りの追い切りが出来ました。変わらず動きは良く、あとは無事に競馬へ向かえればと思います」
リバティアイランド(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎)
・騎乗者:片山裕也調教助手
・調教内容:芝コースで5Fを追い切り。調教時計は51.2秒(4F)−21.2秒(2F)
・片山調教助手のコメント
「ドバイからの転戦ということで、これまで調整程度でやっていましたが、今日はラスト1F気を入れるつもりで追い切りました。週末から今日にかけて動き、芝の感触は良くなっており、馬はこの芝コースを理解しています」
チャンピオンズマイル
ガイアフォース(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎)
・騎乗者:平岩大典技術調教師
・調教内容:芝コースで4Fを追い切り。調教時計は50.3秒(4F)−22.3秒(2F)
・杉山晴紀調教師のコメント
「先週月曜日に最終追い切りを栗東のCWコースで長目にやりましたので、3、4コーナー15-15ぐらいで入り、直線は持ったままでという形でした。最後、スタンドを物見してふわっとしたところで少しハミをかけ直し、ちょうど良い負荷がかかったと思います」
チェアマンズスプリントプライズ
エイシンフェンサー(牝5歳、栗東・吉村圭司厩舎)
・騎乗者:山口崇博調教助手
・調教内容:芝コースの4Fを追い切り。調教時計は55.8秒(4F)−24.5秒(2F)
・吉村圭司調教師のコメント
「高松宮記念からあまり間隔も空いておらず、牝馬ということもあり、あまり早くなりすぎないように注意しました。予定通りの内容で、時計もちょうど良かったです。馬の走る気も伝わってきて、手綱越しに感じる乗り手の感触も良かったです」
サトノレーヴ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)
・騎乗者:齊藤隆介調教助手
・調教内容:オールウェザーコースでハッキング1周。その後、パドックスクーリング
ダノンマッキンリー(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)
・騎乗者:藤原和男調教助手
・調教内容:芝コースの4Fを追い切り。調教時計は21.4秒(2F)
・藤原和男調教助手のコメント
「芝をしっかりと捉えて、動きは抜群でした。順調です」
ルガル(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)
・騎乗者:泉谷楓真騎手
・芝コースの4Fを追い切り。調教時計は52.5秒(4F)−23.0秒(2F)
・杉山晴紀調教師のコメント
「前走高松宮記念からそんなに間も開いてないので、無理せずに直線だけしっかり持ったままでと指示しました。直線2Fはしっかり負荷がかかり、イメージ通りの追い切りができました」
詳細はJRA公式ページまで。
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