【フィリーズレビュー】AIの本命はボンヌソワレ のちの重賞馬と好勝負した素質馬が「桜の権利」にリーチ

SPAIA編集部

2025年フィリーズレビュー AI本命馬ボンヌソワレ,ⒸSPAIA

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調子が大事な牝馬

8日に阪神競馬場を舞台に争われるフィリーズレビュー(GⅡ・芝1400m)。1~3着馬に桜花賞の優先出走権が与えられるトライアルレースだ。毎年のように短距離組とマイル路線組が顔を合わせ、力関係が読みづらいレースとなる。荒れることが多い一戦でもあるが、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ボンヌソワレ

●短評
まだ1勝馬の身ではあるが、1勝クラスで2着2回、うち1回はのちのクイーンC(GⅢ)優勝馬エンブロイダリーから0.2秒差と力は示している。前走の春菜賞(東京芝1400m)も1番人気で2着と敗れたが、着差なしだった。あとは初の関西遠征が課題だが、そこさえ問題なければ勝機はある。

きょうだいには今年の小倉大賞典優勝馬ロングランがいる血統。兄に続いて重賞制覇となるか、注目だ。

●データ
過去10年の前走着順別成績(19年に1着同着)では、5着以内【10-8-8-82】勝率9.3%、複勝率24.1%に対し、6着以下【1-1-2-61】勝率1.5%、複勝率6.2%と明暗が分かれる。当たり前ではあるが、好調な馬の方が成績はいい。着差で見ると、タイム差なしの負けなら【2-0-0-4】で、さらに前走1番人気なら【2-0-0-1】。本馬はまさにこのパターンだ。

前走1400mも【4-1-4-55】で4勝している。2019年1着のプールヴィル以降は勝ち馬が出ていないが、ボンヌソワレのように「前走1勝クラスで1番人気」なら【3-0-1-3】勝率42.9%、複勝率57.1%と上々だ。最近でも2022年にアネゴハダがこの条件で3着に入っている。

AI予想エンジンKAIBA
◎ボンヌソワレ
◯インプロペリア
▲ショウナンザナドゥ
△ホーリーブラッサム
×ダンツエラン

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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