【ホープフルS】血統からはマスカレードボールに注目 サートゥルナーリア、ドゥラエレーデと同配合

SPAIA編集部

2024年ホープフルステークスに出走するマスカレードボール,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

素質秘めるマスカレードボール

2024年12月28日に中山競馬場で行われる第41回ホープフルS。2歳の中距離GⅠ、しかも中山の最終週ということで、タフな馬場になっていることが多い。スタミナと底力も同時に問われ、完成度の早さだけでは乗り切れないレースといっていいだろう。

2024年ホープフルSに出走するマスカレードボールの血統,ⒸSPAIA


注目はドゥラメンテ産駒のマスカレードボール。母母ビハインドザマスクはスワンSなどを制し1200~1600mで活躍した。ただし、その父ホワイトマズルはイタリアダービーを勝ち、キングジョージで2年連続2着にきたスタミナ派。代表産駒が天皇賞(春)勝ち馬イングランディーレや菊花賞馬アサクサキングスだから、スタミナを伝える種牡馬であったことは間違いない。

母マスクオフは5戦1勝に終わったが、5戦とも3着以内。産駒には本馬のほか、ローズSや阪神牝馬Sを勝ったマスクトディーヴァがいる。

また、GⅠに昇格してからキングカメハメハ系は、2018年サートゥルナーリア、2022年ドゥラエレーデと2頭の勝ち馬を出している。本馬もその2頭と同じ母父サンデーサイレンス系×母母父Northern Dancer系という配合で共通しており、心強い。

《関連記事》
【ホープフルS】クロワデュノールとマジックサンズは消し ハイブリッド式消去法
【ホープフルS】上級戦の経験が問われる一戦 中心は「キャリア2戦」で理想のローテを歩むクロワデュノール
【ホープフルS】過去10年のレースデータ

おすすめ記事