【朝日杯FS予想印まとめ】アルテヴェローチェ、トータルクラリティが印分け合う 一発あるのはタイセイカレント

SPAIA編集部

朝日杯フューチュリティステークス SPAIA予想,ⒸSPAIA

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マイル重賞勝ち馬2頭に厚い支持

2024年12月15日に京都競馬場で行われる朝日杯FS(GⅠ・芝1600m)。2週連続GⅠ制覇を狙う「ヴェローチェ」軍団のアルテヴェローチェ、良血馬アルレッキーノ、新潟2歳S勝ち馬トータルクラリティなど、将来楽しみな若駒16頭が顔をそろえた。素質と素質がぶつかり合う2歳重賞で、SPAIA予想陣5人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

本命印が2つ入ったのはアルテヴェローチェとトータルクラリティ。前者はサウジアラビアRCを1:33.0(稍重)の好タイムで勝ったモーリス産駒で、現在2連勝中。データ予想の門田光生氏は、「キャリア2戦」「前走1着」「前走場所が東京」など多数の好データに該当することから、本馬に本命印を打った。同じ馬主かつ同じ経歴を持つ2020年2着のステラヴェローチェよりも上の着順が取れるかにも注目だ。

トータルクラリティも無傷の2連勝中で新潟2歳Sの覇者。前走は先頭に立ってから一度2着馬に交わされたが、これを差し返すという強い競馬だった。くわえて、京都大学競馬研究会は「左回りでモタれる面を見せていたため、右回りはプラス材料」とみている。

残る本命印はサウジアラビアRC2着のタイセイカレントについた。同馬は前走サウジアラビアRCで出遅れ、後方からの追走に。直線では距離ロスを抑えるため、あまり伸びない内に進路を取った結果、アルテヴェローチェに伸び負けた。東大ホースメンクラブは「末脚の魅力は勝ち馬以上にある」としてリベンジに期待。スムーズにゲートを出れば、アルテヴェローチェを逆転しても不思議はない。

ほか、ミュージアムマイル、アルレッキーノ、パンジャタワーらに複数の印が回っている。順序こそ違うが評価馬は概ね被った印象だ。

2024年朝日杯FSのSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎アルテヴェローチェ
◯ミュージアムマイル
▲タイセイカレント
△アドマイヤズーム
×エイシンワンド

京都大学競馬研究会
◎トータルクラリティ
◯アルテヴェローチェ
▲ミュージアムマイル
△タイセイカレント
×アルレッキーノ

東大ホースメンクラブ
◎タイセイカレント
◯トータルクラリティ
▲アルテヴェローチェ
△パンジャタワー
×ミュージアムマイル
×ランスオブカオス

坂上明大(血統分析)
◎トータルクラリティ
◯パンジャタワー
▲タイセイカレント
△エルムラント
×ミュージアムマイル
×アルレッキーノ
×アルテヴェローチェ

門田光生(データ予想)
◎アルテヴェローチェ
◯アルレッキーノ
▲ニタモノドウシ
△タイセイカレント
×パンジャタワー

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