【朝日杯FS】AIの本命はアルテヴェローチェ 前走でGⅠ馬級の勝ちタイムを記録し視界良好

SPAIA編集部

2024年朝日杯フューチュリティステークス AI本命馬 アルテヴェローチェ,ⒸSPAIA

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前走の勝ちタイムは歴代勝ち馬に匹敵

12月15日(日)に京都競馬場を舞台に争われる朝日杯FS(GⅠ・芝1600m)。翌週、秋古馬三冠に挑むGⅠ・5勝馬ドウデュースもここを制して飛躍を遂げたように、将来を見据える上でも大事な大一番だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:アルテヴェローチェ

●短評
24年の調教師リーディング首位(12/8終了時)を走る須貝尚介厩舎のモーリス産駒。無傷2連勝で“出世レース”のサウジアラビアRCを制してここに挑む。

サウジアラビアRCの勝ち時計1:33.0(稍重)は19年サリオスの1:32.7(良)に次ぐ歴代2位タイの好記録。17年ダノンプレミアムの1:33.0(稍重)も含めて、当レースを完勝していることから、GⅠ馬級の実力を示したと言っていい。アッサリ勝っても不思議はない素質を秘める。

●データ
過去の10年のデータを見ると、「前走サウジアラビアRC」だった馬が【3-2-1-5】勝率27.3%、複勝率54.5%とハイアベレージ。該当馬不在の21年を除くと17年以降は1頭以上の好走馬を送り続けている。前走勝ち馬なら【3-1-1-0】勝率60.0%、複勝率100%と鉄板。前述したように、同レースで本馬が見せたパフォーマンスは高く、信頼できる。

また、管理する須貝尚介調教師は過去10年で【1-1-1-2】複勝率60.0%を記録。20年には本馬と同オーナーのステラヴェローチェがサウジアラビアRC勝ちから朝日杯FS2着と好走した。鞍上の武豊騎手も同期間で【1-3-0-6】連対率40.0%と好相性。チーム全体で見ても不安はない。

AI予想エンジンKAIBA
◎アルテヴェローチェ
◯ミュージアムマイル
▲タイセイカレント
△アドマイヤズーム
×エイシンワンド

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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