【中京記念】AIの本命ニホンピロキーフは勝率40%データに該当 人馬ともに得意の小倉で重賞初Vの好機

SPAIA編集部

2024年中京記念 AI本命馬 ニホンピロキーフ,ⒸSPAIA

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充実ぶりをはかる「前走人気」に注目

7月21日(日)に小倉競馬場を舞台に争われる中京記念(GⅢ・芝1800m)。もともとサマーマイルシリーズの第二戦だが、今年は阪神競馬場改修の影響を受け、小倉開催となった(小倉には1600mのコースがない)。中距離、マイル路線それぞれの馬が入り乱れるメンバー構成となったが、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ニホンピロキーフ

●短評
栗東所属の4歳牡馬で今年3月にOP入りした上がり馬。昇級戦となる前々走のマイラーズCでは現マイル路線上位のソウルラッシュに0.4秒差、セリフォスに0.1秒差の3着に好走し、重賞級の能力を証明した。前走の鳴尾記念では一転して12着に大敗したが、前に馬を置けないまま終始外々を回ったことで4角では手応えなし、という参考外の競馬だった。評価を下げる必要はないだろう。小倉競馬場は3戦3勝の得意舞台で、最終週の傷んだ馬場も合うことから千載一遇のチャンス。相棒の田口貫太騎手とともにJRA重賞初制覇といきたい。

●データ
2014年以降の小倉芝1800m重賞成績(全13レース)を見ると「栗東所属の4歳馬」が【4-1-1-15】勝率19.0%と好成績で、今回の登録馬では4頭が該当。うち3頭にAIの印が回っていることからも、レースを占う上で重要な指標のようだ。これを「前走1~3番人気」の条件で絞ると【4-0-0-6】勝率40.0%と信頼度は大幅に上昇する。近走の充実度が読み取れるデータだけに、該当した過去4頭の勝ち馬はいずれも2番人気以内と妙味こそないが、その分信用はできる。

また、コンビを組む田口貫太騎手にも好データがある。小倉芝1800m以上では通算【5-2-2-28】勝率13.5%、複勝率24.3%、単勝回収率114%で、1~5番人気馬だと【4-1-0-3】勝率50.0%、複勝率62.5%、単勝回収率193%と激アツデータに化ける。当日の人気にも注目したい。

AI予想エンジンKAIBA
◎ニホンピロキーフ
◯アルナシーム
▲エルトンバローズ
△エピファニー
×セオ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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