【中央競馬】新潟競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は札幌、新潟での2場開催。ここでは昨年同時期の新潟競馬場(2023年7月29~30日)の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。なお、新潟芝1000m戦は除く。
芝の傾向
枠順、脚質
+7枠【8-1-2-13】勝率33.3%、複勝率45.8%
+先行【7-3-4-27】勝率17.1%、複勝率34.1%
-3~5枠【0-0-3-54】勝率0.0%、複勝率5.3%
-追込【0-3-1-45】勝率0.0%、複勝率8.2%
芝全体の傾向としては中枠不利、先行~中団有利。直線競馬を除いても外枠が優勢で、計12戦で7枠が8勝、ほかで勝ったのは1、2、8枠と、きれいに内外に分かれた。また、好走馬の分布は内回り外回りどちらでも変わらなかった。脚質としては逃げ切りがやや困難で、先行、差しが良かった。追込はさすがに厳しかった。
川田将雅騎手が【4-1-0-2】勝率57.1%、複勝率71.4%と活躍。すべて外回りでの成績だった。昨年は1年通して勝率30%超え、複勝率60%超えという安定感を見せたが、新潟芝外回りでも安定している。21年以降だと【18-8-6-13】勝率40.0%、複勝率71.1%。、見かけたら軸にしていい。
ダートの傾向
枠順、脚質
+4枠【3-1-2-10】勝率18.8%、複勝率37.5%
+初角5番手以内【9-6-4-33】勝率17.3%、複勝率36.5%
-5枠【0-1-0-14】勝率0.0%、複勝率6.7%
-初角6番手以下【0-3-5-66】勝率0.0%、複勝率10.8%
ダート全体の傾向としては前有利。枠ではあまり有利不利が見られない。1枠【1-0-0-8】や5枠【0-1-0-14】があまり好走馬を出さなかったぐらいか。脚質面では直線が短めなだけあって、逃げ先行馬が全9勝を独占した。初角5番手以内が【9-6-4-33】だったことからも最初のコーナーで勝負が決まると言っていい。
坂井瑠星騎手が【3-0-0-2】勝率60.0%。先行有利の競馬場とあればやはりこの騎手だ。21年以降のダート成績を見ると新潟は特別抜けているわけではないが、コース別では新潟ダ1800mが【6-5-7-17】で複勝率51.4%をマーク。これは期間内トップの数字だ。ちなみに距離延長から新潟ダ1800mに挑むと【4-1-3-3】勝率36.4%、複勝率72.7%。延長馬の前進気勢が、良い方に作用するのか結果につながっている。該当馬がいたらチェックだ。
傾向まとめ
芝:内、外回り問わず中枠は苦戦、先行~中団有利。
ダ:前有利。初角5番手以内がほしい
特注データ
芝:川田将雅騎手×新潟芝外回りはド安定
ダ:坂井瑠星騎手×新潟ダ1800mが堅実。距離延長でさらに◯
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