【ヴィクトリアマイル】AIの本命は阪神牝馬S勝ち馬マスクトディーヴァ 好走に繋がるのは「レコード勝ち経験」
SPAIA編集部
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不利データを跳ね返す
5月12日(日)に東京競馬場を舞台に争われるヴィクトリアマイル(GⅠ・芝1600m)。2015年に三連単2000万円超えの超高額配当が飛び出すなど、とにかく「荒れるGⅠ」だ。これは人気になりやすい「前走1着馬」が全18回中1勝と勝てないのが要因の一つではないだろうか。一筋縄ではいかないこのレースで、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのか。
AI本命馬:マスクトディーヴァ
●短評
デビューが3歳1月だったこともありクラシック2戦には乗り遅れたが、秋にローズSを1800mの世界レコードを叩き出して勝利すると、秋華賞では上がり最速の脚で追い込み、リバティアイランドに0.1秒差2着と肉薄した。前走の阪神牝馬Sは以前と比べて前目の競馬だったが、それでも上がり33.0秒を計時して優勝。GⅠ初制覇を狙ってここに矛先を向けてきた。
●データ
冒頭で述べた通り「前走1着」はデータ上割引要素であり、過去10年の阪神牝馬S勝ち馬も【0-1-0-9】で複勝率も10.0%しかない。しかし、本馬はレコードホルダー。過去10年のヴィクトリアマイル出走馬のうち「レコードタイムで勝った経験のある馬」の成績は【2-2-3-8】で勝率13.3%、複勝率46.7%。なかでも「継続騎乗」の馬は【2-1-2-3】勝率25.0%、複勝率62.5%と好成績だ。不利データを跳ね返す走りに期待したい。
また、過去10年の馬番別成績を見ても6番は【2-0-1-7】と優秀。ちなみに◯~△の印が入った馬についても、いずれも優勝馬が出た馬番だった。特に4~6番(◎▲△が該当)はいずれも2、3勝を挙げている激アツ馬番だ。人気が予想されるナミュールに印が入らなかったのは馬番のデータを重く見たからかもしれない。
AI予想エンジンKAIBA
◎マスクトディーヴァ
◯モリアーナ
▲ウンブライル
△コンクシェル
×ドゥアイズ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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