【阪神JF】父ダイワメジャー×欧州血統で2頭の優勝馬 アスコリピチェーノが先輩たちに続く
SPAIA編集部
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メジャーエンブレム、レシステンシアに続け
2023年12月10日に阪神競馬場で行われる第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)。昨年の勝ち馬リバティアイランドがのちに三冠牝馬となったように、問われるのが仕上がりの早さやスピードだけではなくなっている。それを証明するように、近年結果を出している馬の母系は、欧米にかかわらず、中長距離型の血が注入されている。
アスコリピチェーノは2015年1着馬メジャーエンブレムや、2019年1着馬レシステンシアと同じ、ダイワメジャー産駒。同産駒はほとんどの活躍馬がマイル以下で、母系もスピードを生かす方向の配合が多い。しかし、メジャーエンブレムもレシステンシアも、母系は欧州のスタミナ血統で固められていた。アスコリピチェーノも同じで、母系がデインヒル系×Sadler's Wells系。これはレシステンシアと同じ配合パターン。アスコリピチェーノも阪神JFはもちろん、先輩2騎と同様、桜花賞やNHKマイルCでの活躍も見込める。
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