【ジャパンC】近年は前走天皇賞(秋)のGⅠ馬が鉄板 ローテーションに見られる特徴は

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天皇賞(秋)組がリード

2023年11月26日に東京競馬場でジャパンCが開催される。「世界最強」のイクイノックス、三冠牝馬のリバティアイランドなどのGⅠ・複数勝利馬だけでなく、昨年覇者のヴェラアズールら6歳勢、外国馬のイレジン、地方馬のチェスナットコートなど、様々な経歴を持つ馬が集まった。ここではローテーションに見られる特徴を探っていく。

ジャパンカップ、過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA


すっかり日本馬が上位を独占するようになり、過去10年で海外馬、地方馬は【0-0-0-29】と歯が立たない。また、6歳以上も【0-0-1-49】と不振。よってここからは「JRA所属の5歳以下馬」に限ってデータを見ていく。

過去10年では天皇賞(秋)組が6勝、京都大賞典組が3勝。ただ、今年の京都大賞典組は6歳以上を除くとインプレスのみ。この組の好走例はいずれも「京都大賞典1~3番人気で4着以内」であり、11番人気12着からの臨戦ではさすがに力不足の感が否めない。

王道の天皇賞(秋)組は【6-3-5-23】勝率16.2%、複勝率37.8%。国内GⅠ馬に限ると【6-2-5-8】勝率28.6%、複勝率は61.9%まで上がり、近5年では【3-2-2-1】とほとんどが馬券に絡んでいる。今年の該当馬はイクイノックスとドウデュースの同世代2頭だ。

イクイノックスは前走で芝2000mの世界レコードを叩き出し、圧倒的なパフォーマンスを披露。ここでも勝ち負け濃厚で、もはや多くを語るまでもないだろう。ドウデュースは前走、主戦の武豊騎手が負傷のため、急きょ戸崎圭太騎手に乗り替わった。引き続き戸崎騎手が騎乗するが、一度乗ったことで使える脚の長さもある程度把握したはず。かつてライバルを破った舞台で巻き返しを期す。

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