【報知グランプリカップ展望】船橋コースの鬼・ギガキングの連覇濃厚

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

船橋で覇を争う

2023年2月8日に船橋競馬場で行われる報知グランプリカップ(SⅢ・ダート1800m)。ダイオライト記念トライアルという位置づけだが、実態としては勝島王冠→報知オールスターCと続いてきた南関中距離戦線のひとつ、という色が強いレースだ。今年は11頭が出走を予定している。

中心となるのは昨年覇者ギガキングだろう。船橋コースでは【6-0-1-1】と「船橋の鬼」と呼ぶにふさわしい戦績だ。昨年夏以降の4敗は交流重賞に挑戦した3戦と、不得手な右回り大井での勝島王冠4着。まだ交流重賞で戦うには力及ばなかった形だが、南関馬どうしでこのコースなら負けていられない。

アナザートゥルースは中央時代に重賞2勝、チャンピオンズC3着などの実績を残して船橋に移籍。その初戦となった前走はほぼ同じ位置を走っていたギガキングに伸び負けての2着だった。レース内容としては完敗だが、今回は長期休養明けをひと叩きした上積みが見込めるはず。逆転もあるかもしれない。

ほか、リンゾウチャネルは昨秋が勝島王冠2着など充実のシーズンだった。東京大賞典は向正面でのスパートが強引だった感があり、大敗はやむを得ず。ゴールドホイヤーは一昨年1着、昨年3着とこのレースで結果を出しており、ロードゴラッソは久々の実戦で状態面が鍵だがダートグレード2勝の実績が光る。このあたりも有力候補だ。



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