【エリザベス女王杯】AIの本命はレガレイラ 「牡馬混合重賞」経由に好データ

SPAIA編集部

2025年エリザベス女王杯 AI本命馬 レガレイラ,ⒸSPAIA

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臨戦過程は昨年以上

16日に京都競馬場を舞台に争われるエリザベス女王杯(GⅠ・芝2200m)。三冠路線を戦い抜いた3歳世代と、古馬の強豪牝馬が最強の名を懸けて激しくぶつかり合う。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:レガレイラ

●短評
美浦・木村哲也厩舎に所属するスワーヴリチャード産駒の4歳牝馬で、GⅠ・2勝の実績を誇る現役トップクラスの存在だ。

昨年の当レースは5着に敗れたものの、道中で位置を下げ、最終直線では挟まれる不利がありながら0秒5差まで踏ん張っており、着順以上に評価できる内容だった。実際、次走の有馬記念では強豪を力でねじ伏せてグランプリホースに輝いており、地力は今回のメンバーで最上位と言っていい。

また、秋の始動戦となった前走のオールカマーでは別定57kgを背負いながら快勝しており、臨戦過程は昨年以上の充実度がうかがえる。

●データ
阪神開催時も含めた過去10年のデータでは、「ノーザンF生産の4歳馬」が【4-1-3-16】と好走が目立つ。中でも「前走が牡馬混合重賞」かつ「5着以内」だった馬に限ると【2-0-1-1】で、該当4頭中3頭が馬券に絡んでいた。

勝利した2頭(マリアライト、ジェラルディーナ)は奇しくもレガレイラと同じオールカマーを経由しており、心強いデータだ。

また、オーナーであるサンデーレーシングは19年以降、出走馬のいなかった21年を除いて、5回連続で勝ち馬を輩出。この点も押さえておきたい。

AI予想エンジンKAIBA
◎レガレイラ
◯オーロラエックス
▲ココナッツブラウン
△カナテープ
×エリカエクスプレス

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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