【有馬記念】AIの本命はアーバンシック 「C.ルメール騎手×前走勝ち馬」は勝率50%
SPAIA編集部
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有馬記念と好相性の鞍上
12月22日(日)に中山競馬場を舞台に争われる有馬記念(GⅠ・芝2500m)。ラストランの予定だったドウデュースは出走取消となったが、それでも3歳のダービー馬ダノンデサイル、菊花賞馬アーバンシックなど今年のGⅠ戦線を彩った優駿たちが暮れの中山に集結した。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:アーバンシック
●短評
3歳の牡馬クラシックを皆勤したスワーヴリチャード産駒。この秋は横山武史騎手→C.ルメール騎手に乗り替わり、連勝で菊花賞を制した。春先に比べてある程度の位置を取れるようになり、前走も道中は8番手を追走。成長がうかがえる。
ライバルであるダノンデサイルとは過去に中山の京成杯で直接対決して敗れている。しかし、菊花賞では同馬を下しているように、成長した今なら中山に舞台が替わっても問題はないはずだ。
●データ
過去10年の騎手別成績では、C.ルメール騎手が【2-3-2-2】勝率22.2%、連対率55.6%と非常に相性がいい。なかでも前走勝ち馬に騎乗すると【2-1-0-1】勝率50.0%、連対率75.0%。勝った2頭はサトノダイヤモンド、イクイノックスでどちらも3歳馬だった。
また、前走人気(前走海外を除く)も重要なファクターで、3番人気以内【9-4-2-43】複勝率25.9%、同4番人気以下【0-5-6-79】同12.2%と明暗が分かれる。AIが印を回した馬も多くが前走3番人気以内だ。ちなみに「C.ルメール騎手×前走3番人気以内」なら【2-1-0-2】勝率40.0%、連対率60.0%。実力馬に名手が騎乗すれば、まさに鬼に金棒だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎アーバンシック
◯ベラジオオペラ
▲スタニングローズ
△プログノーシス
×ダノンデサイル
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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