【スプリングS】「1番人気の複勝率90%」「前走1勝クラスを勝った馬が有利」など 当日まで覚えておきたいデータ

SPAIA編集部 喜畑恵太

スプリングSインフォグラフィックⒸSPAIA

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1番人気の複勝率90%

3月22日(日)に中山競馬場で行われるのはスプリングS(GⅡ 芝1800m)である。3着までに皐月賞への優先出走権が与えられるいわゆる前哨戦だが、過去10年でここから2頭皐月賞馬が誕生しているだけに注目しておきたいレースである。

今回も過去10年のデータで当日まで覚えておきたいレースをご紹介する。なお、2011年は阪神開催だったためにデータから除いている。

まず注目は「優勝馬の人気」。

優勝馬の人気ⒸSPAIA


1~3番人気で6勝しているが、2015年を境に伏兵馬が勝つケースもある。昨年は10番人気のエメラルファイトが勝利。伏兵には気をつけておきたい。

なお1番人気の複勝率は90%。3年前のサトノアレスこそ4着だったが、堅実に実力のある馬がきっちりと皐月賞の切符を手にしているということ。

関東馬が7勝

続いて「所属別成績」を見るとこちらは東高西低。

所属別成績ⒸSPAIA


関東馬が7勝を挙げており、複勝率も25%ある。関西馬の複勝率も18.5%あるが、勝率はわずか3.7%とかなり低い。

次は「前走クラス別成績」。

前走クラス別成績ⒸSPAIA


前走1勝クラスを使った馬が5勝。勝率11.9%、連対率21.4%、複勝率28.6%と前走重賞組よりもいい成績。この条件に当てはまり、スプリングSで2着までに入った馬は9頭いるが、うち8頭が前走1着馬。勝った勢いそのままにスプリングSでも結果を残していることがわかる。また、前走重賞の中で注目したいのが朝日杯FS組。10頭中6頭が馬券圏内に入っている。今年は該当馬がいないが、ここからわかることは勢いも大事だが、強いメンバーでの競馬を経験しているのも大事ということ。

最後に「レース間隔別成績」。

レース間隔別成績ⒸSPAIA


過去10年でこのレースを中2週以下の短い間隔で使ってきた馬は3着以内が0。最低中3週開けることが必要というデータがある。やはり皐月賞の切符はそう甘くはなく、きっちりこのレースを目標に仕上げた者が手にするようになっている。

スプリングSインフォグラフィックⒸSPAIA

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