【AI予想】阪急杯▲◎○で3連複4,940円的中 重賞レースの結果を振り返る

Ⓒ明石智子
ダイアトニックが3着に降着
3月1日(日)阪神競馬場では阪急杯(GⅢ・芝1400m)、中山競馬場では中山記念(GⅡ・芝1800m)が行われた。予想AIエンジンKAIBAが導き出したAI予想結果について振り返ってみよう。
まずは高松宮記念の前哨戦として行われた阪急杯。KAIBAの本命は阪神C2着など、阪神競馬場で【2,1,0,0】と好相性だったフィアーノロマーノ、対抗はスワンSを勝利するなど1400m戦を得意としているダイアトニック、3番手は2勝クラス、3勝クラスと連勝して挑んだベストアクターだった。
スタートしてペースを握ったのはニシノラッシュだったが、それをピッタリとマークするマイスタイル、クリノガウディー。先行馬群は固まってレースは流れていった。直線半ばで内に1頭分空いたスペースに強引に突っ込んだダイアトニックが抜け出したが、それを外から交わしたのが6番人気のベストアクター。高松宮記念の優先出走権を手にするとともに、落馬負傷から復帰した浜中俊騎手にとって嬉しい復帰後の重賞初勝利となった。
しかし、場内には『審議』のランプが点灯。最後の直線で3着に入線したフィアーノロマーノの進路が狭くなったことについての事象だった。長い審議の結果、2位に入線したダイアトニックが内のスペースに突っ込んだ際、直後にいたフィアーノロマーノが大きな不利を受けていたことによって、ダイアトニックは3着に降着。フィアーノロマーノが2着に繰り上がりということで決着した。
AI予想的には印上位3頭で決まっており、いずれにせよ的中だったが、最終的には▲◎○で3連複4,940円。
【KAIBA予想】
◎フィアーノロマーノ
○ダイアトニック
▲ベストアクター
△ライラックカラー
×クリノガウディー
やはり1800mは長かった
続いて中山競馬場で行われた中山記念について振り返る。KAIBAは昨年の春秋マイル王者インディチャンプを本命に推奨。対抗には昨年のこのレース2着馬のラッキーライラック、3番手には昨年のダービー2着馬ダノンキングリーを評価した。
レースは予想通り、マルターズアポジーが逃げて縦長の展開となった。インディチャンプは5番手、ラッキーライラックは4番手、ダノンキングリーは3番手と印の上位馬は絶好の位置でレースを進めているかに思えた。
直線に向いて先頭に立ったのはソウルスターリング。そこに外からダノンキングリーが迫り、力強く抜け出して勝利。ラッキーライラックとインディチャンプも差を詰めるが2着争いが精一杯で、結局ラッキーライラックが2着、3着がソウルスターリング、4着にインディチャンプという結果に終わった。
AIの本命インディチャンプは、内を上手く立ち回り、いつものように伸びてくるかと思ったが、伸びそうで伸びないという言葉が当てはまる形となってしまった。昨秋の毎日王冠でもラスト1ハロンで脚が上がってしまっていたように、やはり1800mは長いと言わざるを得ないだろう。
【KAIBA予想】
◎インディチャンプ
○ラッキーライラック
▲ダノンキングリー
△ペルシアンナイト
×ソウルスターリング
