【フェブラリーS】キーワードは「初ダート」?AIの予想は?

SPAIA編集部

2020年フェブラリーステークスで本命に推されたインティ

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

リピーターの多いレース

2月23日(日)に今年最初のGⅠ、 フェブラリーステークス が行われる。昨年の覇者インティや安田記念の覇者モズアスコットなどが参戦。AI予想エンジンKAIBAはどのように予想したのか、さっそく見ていこう。

印を見て思ったのがKAIBAはこのレースを順当な決着を予想しているということだ。

まず本命はインティ。昨年の覇者だが、この馬にとってはかなりの後押しとなるデータがある。それはリピーターが過去10年で8頭も来ているということ。ダートは息の長い活躍馬が多い。強い馬が長期政権を築くことも多いだけにこのデータには納得できる。それにしても8頭は非常に多い。ちなみに今年リピーター候補はインティとノンコノユメのみ。ノンコノユメは地方に移籍しただけに、このデータが通用するのか楽しみだ。

キーワードは「初ダート」?

対抗はモズアスコット。前走初ダートでさっそく重賞を制覇。父フランケル産駒がダートであまりいい実績がなかったので、不安だったが母系はバリバリのダート血統に注目すべきだった(ちなみにフランケルの血統も完全に芝向きとは言えない)。

過去10年オープン以上、かつ初ダートで勝ったのは7頭のみとかなり少ない。その偉業を達成し、勢いに乗っているだけに注目である。芝・ダートの二刀流といえば、クロフネ、アグネスデジタル、アドマイヤドンなどがいる。この名馬たちに肩を並べることができるか?

3番手がアルクトス。今回が10月以来と間隔が開いたのは気になるが、東京のダートで5勝、左回りのダートでは6勝とまさに左回りの鬼。鞍上の田辺騎手は2014年にフェブラリーSで単勝最下位人気のコパノリッキーを勝利に導いたのもKAIBAは評価しているに違いない。

4番手は堅実に走るデルマルーヴルを選んだが、注目は5番手ワイドファラオ。近走あまりいい成績が出ていないが、この馬もモズアスコットと同じく初ダートで重賞を制覇した馬。その舞台が今回と同じ東京ダート1600m。 今年のフェブラリーSのキーワードは「初ダート」ということなのか?

【フェブラリーS KAIBA予想】
◎インティ
〇モズアスコット
▲アルクトス
△デルマルーヴル
×ワイドファラオ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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