【愛知杯】小倉開催なら伏兵に注意 当日まで覚えておきたい4つのデータ

三木俊幸

イメージ画像ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

施行条件がコロコロと変わるレース

冬場に行われる牝馬限定のハンデ重賞、この言葉を並べただけで多くの競馬ファンは「難解」の2文字を思い浮かべることだろう。1月18日(土)から開幕する小倉競馬のオープニングを飾る愛知杯(GⅢ・芝2000m)。

もともと2010年と2011年には12月に小倉競馬場で開催されていたが、その後は12月の中京へと移り、2016年以降は1月の中京開催へと変わるなど、時期や条件がコロコロと変わる傾向にあるレースだ。今年は11月から京都競馬場の改修工事が始まることを受けて、再び小倉競馬場で開催されることとなった。

それだけにデータ派にとっては、難易度の高いレースでもあるが、今回は予想するにあたって覚えておきたい4つのデータをピックアップしてみた。

まずは過去10年の愛知杯における年齢別の成績について見ていこう。

表1_過去10年の愛知杯_年齢別成績ⒸSPAIA


2015年はレース自体が行われなかったため、過去10年における勝ち馬は9頭。その中で最多の4勝をあげているのが5歳、ついで4歳の3勝、6歳の2勝という内訳となっている。詳しい数字では、5歳の勝率8.5%、連対率17.0%が最も高い成績となっていたが、複勝率では4歳の28.6%が最も高かった。

表2_過去10年の愛知杯_東西別成績ⒸSPAIA


東西別の成績では、関西馬が6勝、関東馬が3勝となっておりデータからは関西馬が優勢だ。ただし関東馬53頭に対し、関西馬の出走数は100頭と倍近く多いので勝率、連対率、複勝率ではわずかに関西馬が有利という程度にとどまっている。

連対率、複勝率では距離短縮組が優勢

表3_過去10年の小倉芝2000m(ハンデ重賞)前走人気別成績ⒸSPAIA


人気別の成績では、前走で1番人気に支持された馬が3勝と少なく感じるが、複勝率は50%近くある。

ただ、6、11番人気が2勝、9番人気も1勝を挙げていることからも、小倉のハンデ戦は伏兵にも注意したい。

表4_過去10年の小倉芝2000m(ハンデ重賞)前走距離別成績ⒸSPAIA


最後に前走距離別の成績についても見ておこう。勝利数では前走も同距離を使っていた馬が10勝、勝率8.5%。しかし、距離短縮組も出走頭数36頭と少ないながらも3勝を挙げて、勝率8.3%。複勝率に至っては同距離の22.0%を上回る30.6%もある。迷った時は距離短縮組を取る方がいいかも。

ちなみに距離延長組は勝率2.7%、複勝率も10.8%しかない。これは大きく割り引いた方がいいだろう。