キーンランドCはダノンスマッシュの勝利 先週のSPAIA予想陣の結果とともに振り返る
SPAIA編集部
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
ダノンスマッシュが鮮やかに抜け出す
8月25日、札幌競馬場ではサマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドC(GⅢ・芝1200m)が行われた。当日はWASJが行われていたこともあり、トップジョッキーたちが集結する中でのレースだったが、果たして結果はどうだったのか振り返っていこう。
ハナを切ったのはナックビーナスだったが、ルパルー騎手騎乗のライオンボスもピタッと2番手につけて2頭が並ぶ形。前半600mを33.2とハイペースで通過。そんなペースの中でも、残り200mすぎまでナックビーナスが粘っていたが、ゴール前では大勢が一変。中団を追走していたダノンスマッシュが突き抜けて勝利した。
時計は1:09.2だった。2着は最内をロスなく追走して追い込んだタワーオブロンドン、3着は接戦となったが、ハナ差でリナーテという結果に終わった。
サマーSPAIAシリーズ対象レースとなっており、馬券対決が行われたが、結果はダノンスマッシュを本命にしてタワーオブロンドンを3番手評価としていた三木氏、本命はデアレガーロながら、馬券は4頭のBOXにしていた門田氏がともに馬連で的中させた。
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その一方で喜畑氏は2着のタワーオブロンドンを本命にし、ダノンスマッシュも3番手評価としていたものの、欲をかいて3連単にしてしまいハズレ。泥沼の10連敗となってしまった。
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ウーマンズハートが本命も
新潟競馬場では、新潟2歳S(GⅢ・芝1600m)が行われた。こちらのレースは、東大ホースメンクラブと三木氏が予想を行ったが、レース結果はどうだったのか振り返ってみよう。
スタートを決めて逃げたのはエレナアヴァンティ。過去2戦ともに逃げる競馬をしていたビッククインバイオは2番手という隊列で前半600mを36.1というスローペースで通過した。
残り200mすぎで前にいた2頭を一気に捉えたのは、ウーマンズハートとペールエール。そして、ゴール前で半馬身差抜けたのはウーマンズハートだった。3着にはビッククインバイオが入り、勝ちタイムは1:35.0となっている。
予想は、三木氏の本命ウーマンズハートが上がり32.8を使って勝利したが、2着のペールエールは無印。期待していたモーベットは伸びを欠き8着に終わった。また東大ホースメンクラブは1、2着馬に印は回しているものの、本命のグランチェイサーは距離が長かったのか16着という結果だった。
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