【目黒記念】例年決め手のある馬が有利 狙うは18走中11回最速の上がりを出しているあの馬

Ⓒ明石智子
目黒記念は決め手のある馬を狙え
5月26日(日)に行われる目黒記念(GⅡ 芝2500m)。このレースの直前に行われるのが日本ダービーのため、普段は30分くらいのレース間隔が、この時だけは式典やら何やらで1時間以上空く。
余韻を楽しみたい人にはありがたい間隔だが、馬券に熱の入る方々にとってはこの時間が苦痛に思えるのではないか。こういうことを言うと、夢もロマンもない男に思えるが、ダービーの重さは重々承知。いらないことは言わずに予想に入る。
下記の表を見ていただきたいのだが、勝ち馬のほとんどが上がり1~3位以内である。東京競馬場は力を発揮しやすく、小細工が利きにくい。単純にいい位置にいればいいのではなく、しっかりとした決め手が必要なコースだと言えよう。

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次に年齢別成績。勝率はさほど変わらないが、5歳馬の連対率、複勝率が抜けている。迷った時には5歳馬を選ぶのをおすすめする。

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続いて斤量別成績。51.5~53.0kgに対応する馬はいないが、57.5kg以上積まれた馬の率の悪さが気になる。今回の出走馬では、昨年の有馬記念の勝ち馬、ブラストワンピースが59.0kgでの出走となるが果たして。

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最後に前走クラス別成績。GⅡと格が高いレースだが、それでも昇級馬が2勝2連対とさすがはハンデ戦。どの馬にもチャンスが与えられているということか。
決め手重視の予想で挙がった本命は?
ここまでをまとめると、
・速い上がりを使える馬
・5歳の連対・複勝率がいい
・57.5kg以上の馬はマイナス
・前走、どのクラスで走った馬にもチャンスあり
である。
今回、色濃く出たのが最初の「速い上がりを使える馬」ではないか。このメンバーで一番の決め手を持っているのがルックトゥワイスである。今まで18走しているのだが、上がり最速を出したのが11回ある。
前走は上がり4位だが、ラスト200mくらいで勝ち馬がフラフラし進路を切り替えるロス。真っすぐ走れていれば…という内容だっただけに、今回は雪辱を晴らしたい。
今回はブラストワンピースが人気をかぶるはず。このメンバーに入れば、確かに実力は抜けているが、やはり斤量の59kgは引っかかる。ならば、ルックトゥワイスの決め手を信じて単勝勝負。
