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きさらぎ賞の予想は完敗 2億7000万の高額馬、ダノンチェイサーが見事勝利

2019/02/04 15:00
SPAIA編集部 喜畑恵太
ダノンチェイサー

ⒸSPAIA

荒れたきさらぎ賞

2月3日(日)に行われたきさらぎ賞。雨が降りしきる中行われた一戦は、3番人気のダノンチェイサーが先行抜け出して勝利。2着には6番人気のタガノディアマンテ、3着には7番人気のランスオブプラーナが入った。8頭立てにしては3連単14万馬券と荒れたレースになった。予想はどうだったのかを含めて振り返っていく。

絶妙なペースで逃げた馬を難なく捉えたダノンチェイサー

レースはランスオブプラーナが逃げる形。スタート直後は後続を引き付けていたが、2番手のダノンチェイサーが無理に行かなかったのもあり、スローペースで進んだ。2番手以降はダノンチェイサーをマークする形で、無理に動けず。そうなれば逃げたランスオブプラーナはしめたもの。自分のリズムを守って直線へ入った。

後続が追い上げにかかるが、なかなか差が詰まらず、逃げ切るかと思ったが、ダノンチェイサーの決め手が勝り1着。ランスオブプラーナは結局タガノティアマンテにも差され、3着に粘るのがやっとだった。

1番人気ヴァンドギャルドはもう少し伸びてもよかったが、雨馬場が影響したか4着。4番人気エングレーバーは8着にやぶれている。

勝ったダノンチェイサーは2億7000万で取引された高額馬。余裕を持った勝ち方で、クラシック戦線を沸かせてくれそうだ。

ダノンチェイサーの成長ぶりを見せつけられたレース

このレースはディープインパクト産駒の連対率がかなりよかったので、本命はヴァンドギャルドの方を軸にしたが、相手に挙げた別のディープインパクト産駒のダノンチェイサーが勝利した。

ダノンチェイサーの気性の悪さが引っ掛かって本命にはしなかったが、2番手でしっかり折り合い、センスのよさを見せての勝利。今思えば初戦のあの負けは何だったのかと思いたくなるレース内容だった。

本命のヴァンドギャルドは馬券圏外の4着、穴で狙ったメイショウテンゲンは5着、エングレーバーは最下位に沈んだ。2、3着に入ったタガノディアマンテ、ランスオブプラーナはデータ的に拾えなかった。

近走の予想が当たらない。立春も迎えたことだし、そろそろ予想に華を咲かせたいところだ。


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