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根岸Sを快勝したコパノキッキング 次走は菜七子でフェブラリーSへ

2019/01/28 15:00
SPAIA編集部 三木俊幸
コパノ陣営,ⒸSPAIA

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鮮やかに重賞連勝

この日5勝と絶好調だった鞍上の勢いそのままに、鮮やかな勝利だった。

1月27日、東京競馬場でフェブラリーSの前哨戦、根岸Sが行われ、2番人気のコパノキッキングが前走のカペラSに続いて重賞連勝を果たした。騎乗していたオイシン・マーフィー騎手は、JRAの重賞初制覇となった。

コパノキッキング

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陣営の「あまり前に行き過ぎないように」という指示通り、道中は中団9番手を追走。直線で外に持ち出し、力強く追われると内から抜け出したユラノトに並ぶ間もなく、あっさりと交わしての勝利だった。メンバー中最速の上がり35.4を使って、勝ちタイムは1.23.5。

ちなみに、この勝ちタイムは前回ご紹介した、過去の馬場状態から導き出した基準タイム1.23.0〜1.23.5にぴったりと当てはまるものだった。

2着にはユラノト、3着には内から足を伸ばしたクインズサターンが入線した。

サンライズノヴァ,ⒸSPAIA

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なお、1番人気のサンライズノヴァは、想像以上に白く乾燥していたダートが合わなかったのか、末脚不発に終わり、8着という結果に終わった。

「菜七子ジョッキーで行きます」

この勝利でコパノキッキングは2月17日に行われるフェブラリーSの優先出走権を獲得。しかし、マーフィー騎手は短期免許期間が終了したため、騎乗することはできない。

そこで鞍上がどうなるのか注目されていたが、レース後オーナーのDr.コパこと小林祥晃氏が、「菜七子ジョッキーで行きます」と宣言!

実現すればJRA所属の女性騎手としては初のGⅠ騎乗となる。マーフィー騎手が「1200mがベスト」とコメントするなど、更なる距離延長に不安は残るが、人気と注目を集めることは間違いない。どんなレースを見せてくれるのか、今から楽しみだ。