【競馬】思わず画面を2度見⁉面白い名前の競走馬たち

Mimu

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あの名作に負けない実績!オレハマッテルゼ

まず紹介したいのは、「オレハマッテルゼ」だ。石原裕次郎主演の映画『俺は待ってるぜ』から名付けられた馬である(他にも「おれ、ハマってるぜ」という意味もこもっているという)。

オレハマッテルゼがもっともも魅せてくれたレースといえば、2006年3月の高宮記念杯だろう。2003年にデビューしたオレハマッテルゼが、初めてG1のレースで勝利した瞬間である。
また、この勝利は騎手の柴田善臣にとっても6年ぶりのG1勝利となり、関係者たちは大いにわき上がったという。

結局G1での勝利はこの1勝だけであったが、その後もG2やG3のレースを中心に走り、2007年に引退とするまでに9勝をマーク。合計獲得賞金額も4億円近くを数えており、ユニークな名前としっかりした実力を兼ね備えた馬であった。

粘り勝ちが持ち味!モチ

続いては「モチ」を紹介しよう。もちろん食べ物ではなく、れっきとした競走馬である。
2006年にデビューし、2007年1月の3歳未勝利で初勝利、さらに2週間後の若駒ステークス(OP)でも勝利し、2連勝を上げた。

この2レースはどちらも僅差で勝利しており、最後の直線で2番手の猛追を振り切っているときには、「モチが粘る!モチが粘る!」という名実況が生まれた。名前とレース展開が見事にマッチした瞬間である。

ちなみに、この馬もオレハマッテルゼと同じく小田切有一氏が所有する馬である。小田切氏は所有する馬に面白い名前を付けることが多く、ほかにも「エガオヲミセテ」「ワスレナイデ」「オドロキノサイフ」「モグモグパクパク」といった名前の馬もいる。

名前に反して先行逃げ切り型⁉オマワリサン

「オマワリサン」も、なかなか面白い名前かと思う。2010年にデビューし、2011年4月の3歳未勝利で初勝利を挙げる。
その後もG1での勝利こそないものの、500万以下や1000万以下、OPのレースではしっかりと結果を残し、2015年の引退までに通算5勝をマークした。

オマワリサンという名前ではあるが、終盤から追い上げ、最後の最後で先頭を捉えて勝利するというタイプではなく、どちらかといえば先行逃げ切り型の馬である。そのため、先頭を走っていると「オマワリサン逃げる」という、なんともいえない実況が生まれている。

かわいらしい名前で圧倒的な実績!カレンチャン

なんともかわいらしい名前の「カレンチャン」、もちろん女の子であるが、名前のかわいらしさとは裏腹に、かなりの実力を持った馬である。2009年の2歳新馬でデビューし、いきなり2着に入ると、続く3歳未勝利では早くも初勝利をマーク。

さらに2011年には7戦5勝と圧倒的な成績を残した。特に10月のスプリンターズではG1初勝利を記録。
翌2012年の3月には高松宮記念でも勝利し、G1レース2勝目をあげた。結局この年で引退となったが、通算勝利数9、合計獲得賞金4億5000万円、かわいらしい名前で圧倒的な成績を残した。

今年は戌年!オイヌサマの年!

最後は今年注目の現役馬、「オイヌサマ」を紹介しよう。もちろん馬であるが、その名前はオイヌサマ。
2018年は戌(イヌ)年だけに、このオイヌサマにも注目していきたいところである。

もちろん名前だけで注目しているのではなく、実力も十分に持った馬である。2016年にデビューし、10月に金沢競馬場へと移籍すると、それからは絶好調。
11月から翌2017年4月まで5連勝を達成すると、その後も4勝を挙げ、2017年までに8勝を挙げる活躍を見せた。その名前とその走りで、地方の馬ながら多数のファンがいるという。
2018年は、どのような走りを魅せてくれるだろうか。

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