99勝の岩田望来騎手が首位浮上 月間最多17勝の坂井瑠星騎手が5位へ【8月終了時の騎手リーディング】
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99勝の岩田望来騎手が首位浮上 月間最多17勝の坂井瑠星騎手が5位へ【8月終了時の騎手リーディング】

2026/09/03 12:00
三木俊幸
2026年8月終了時点の騎手リーディングの顔ぶれ,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

8月だけで重賞3勝

残り1週の札幌開催を残すものの、暑熱対策で“昼休み”を挟みながら行われた夏競馬が終わった。8月1日から30日までの5週間、合計10日間の開催を経て、騎手リーディングでは岩田望来騎手がトップに浮上した。

7月終了時点でトップのC.ルメール騎手とは8勝差。8月は開催日ごとに3→1→1→1→2→1→0→1→2→4勝と序盤から勝利を積み重ね、月間勝利数は全体2位となる16勝を記録した。

夏恒例の休養に入っていたルメール騎手が復帰する前週、8月3週目にトップへ躍り出ると、翌週は2位に順位を下げたが、最終週に6勝の固め打ち。年間99勝として再びルメール騎手に並び、2着の回数差で上回った。

ただ勝ち数を増やしただけでなく、ルクソールカフェとコンビを組んだエルムステークスを皮切りに、ラヴァンダに騎乗した中京記念、そしてゾロアストロで新潟記念を制覇。月間重賞3勝をマークして大舞台での勝負強さも発揮したほか、30日の新潟10RではJRA通算700勝も達成した。

その他、今年の獲得賞金も1,756,353,000円で4位へと浮上したほか、夏の中京開催のリーティングにも輝くなど、最も充実した夏を過ごしたと言っていいだろう。


2026年8月終了時点の騎手リーディング,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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後半2週間だけで8勝

同じく99勝ながら、2位へと順位を下げる格好となったルメール騎手。とはいえ、8月22日の札幌競馬で復帰すると、いきなり1Rから魅せる。今春の調教師引退後、ヘルパーとして復帰した国枝栄厩務員が担当するトゥザファイナルを勝利に導いた。

騎乗は後半2週間だけだったが8勝を上積みし、さすがと言っていい存在感を示している。


C.ルメール騎手,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


3位は88勝の松山弘平騎手。8月の日別の成績は0→0→0→2→1→2→2→0→0→2。1週目は調教で右足を負傷した影響で騎乗をキャンセルしたが、着実に勝利を重ねて月間9勝をマークした。

特に「2歳牝馬」に騎乗した際は【4-0-0-3】勝率57.1%、単勝回収率360%の好成績を残しており、中京2歳Sでは1番人気ジーティーマイカを勝利に導くとともに、管理する前川恭子調教師にJRA女性調教師として初となる重賞制覇もプレゼントした。


坂井瑠星騎手は月間勝率21.8%

4位は79勝の横山武史騎手。日別の成績をみると2→3→3→0→1→0→0→0→1→2で、序盤に好成績を残して月間12勝を上積みした。

こちらは「3歳以上」の馬で【11-12-6-42】と勝利の大半を挙げた一方、「2歳戦」では【1-5-0-10】と苦戦が目立った。また、月間複勝率40.2%と高い水準を記録したが、2着が17回もあり、勝ち切れないレースが多かった印象だ。

78勝の5位には、7月終了時点で7位だった坂井瑠星騎手がランクイン。3→2→1→1→0→1→1→4→0→4とコンスタントに勝利を積み重ねたのに加え、固め打ちもあって月間勝利数は全体トップとなる17勝をマーク。23日の新潟12RではJRA通算700勝も達成している。

月間勝率21.8%の好成績で、競馬場別でも「中京競馬場」で【9-4-2-22】勝率24.3%、連対率35.1%、複勝率40.5%を記録。「新潟競馬場」で【7-4-3-20】勝率20.6%、連対率32.4%、複勝率41.2%と、場所を問わず安定した騎乗ぶりが目立った。

《ライタープロフィール》
三木俊幸
編集者を経てフリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場でレースシーンを撮影しながら、執筆活動も行っている。

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