【ラジオNIKKEI賞】「関西馬の乗り替わり」に単複回収率150%超データ バドリナートが反撃態勢

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東開催ながら関西馬が優勢
28日に福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞。世代戦唯一のハンデ重賞であり、近年は後の重賞戦線へ活躍馬を多く送り出す注目の一戦だ。ここでは過去10年データを分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。
★人気

1番人気【1-1-1-7】、2番人気【2-1-1-6】と上位人気が勝ち切れず。4~9番人気が【4-7-8-41】複勝率31.7%と中穴帯の活躍が目立ち、3着以内30頭のうちの19頭を占めている。一方、10番人気以下は【0-1-0-49】複勝率2.0%と大穴の激走は期待しづらい。
★所属

美浦【3-7-6-67】3勝、複勝率19.3%に対し、栗東【7-3-4-43】7勝、複勝率24.6%。東開催ながらも関西勢が優勢な点は押さえておきたい。
★キャリア

中心はキャリア6戦組【4-3-2-22】複勝率29.0%、同7戦組【2-4-1-20】複勝率25.9%。一方で、キャリア2戦組【1-1-0-1】複勝率66.7%、同4戦組【2-0-4-16】複勝率27.3%と、「遅れてきた大物候補」の好走も目立つ。今年もキャリア4戦以内で重賞の舞台にたどり着いた馬が複数参戦予定だ。
★前走クラス

前走OP・L【5-2-1-24】複勝率25.0%、条件クラス【4-4-6-44】複勝率24.1%と好走馬の大半を占める一方、前走重賞組(JRA)は【1-4-3-40】複勝率16.7%と振るわない。ハンデ差で実力差が均されている点はポイントとなる。
ただし、重賞組の中でも前走GⅠは【0-4-2-17】複勝率26.1%と、1着こそないが好走率は悪くない。GⅠに出走できるほどの実績馬となると斤量差があっても軽視は危ない。
★前走距離

1800mよりも長い距離を使われた距離短縮組が【5-7-6-44】複勝率29.0%と、好走数含め優勢。クラシック路線を歩む実力馬を相手に争ってきた馬は有力候補となる。一方、1800m未満からの距離延長組は【1-1-3-29】複勝率14.7%と強調できない。
★位置取り(3角通過順)

開催初週の小回りコースとあって、基本的には内・前有利傾向が強い一戦。3角通過順では3番手以内で通過した馬が【4-6-2-22】複勝率35.3%と好成績。同4~7番手は【5-2-2-38】複勝率19.1%で、勝ち馬数だけで見ればこちらが上も、馬券に絡む率ではやや落ちる。
一方、8番手以下は【1-2-6-50】複勝率15.3%。連対馬は計3頭と勝ち負けは難しくなる。
★馬番

位置取り以上に傾向がくっきり出ているのが枠や馬番。馬番1~7【8-8-6-48】複勝率31.4%に対し、同8番以降は【2-2-4-62】複勝率11.4%とかなり厳しい。
前走敗因は明確 能力はメンバー上位
この他、今年のラジオNIKKEI賞では以下の条件を注目データとして取り上げる。

<注目データ「栗東所属馬の好走パターン」>
栗東所属馬×乗り替わり【4-3-2-24】
勝率12.1%/連対率21.2%/複勝率27.3%
→美浦所属騎手【3-3-2-15】
勝率13.0%/連対率26.1%/複勝率34.8%
※過去10年
過去10回で7勝と優勢の関西馬だが、そのうち4勝が乗り替わりで、それも美浦所属騎手への変更が大半だった。乗り替わり自体は夏競馬という時期的な事情もあるだろうが、小回りのトリッキーな舞台だけに騎乗経験の多い関東ジョッキーへの手替わりはプラス材料と成り得るようだ。
さらに、単勝回収率173%、複勝回収率153%と馬券妙味も大きい。20年バビット(8番人気)、21年ワールドリバイバル(11番人気)、24年オフトレイル(6番人気)など、人気薄の激走も目立っている。
<今年の注目馬>
バドリナート
・関西馬×乗り替わり×関東騎手
・先行馬
・距離短縮ローテ
ホープフルSでは後の二冠馬ロブチェンから0秒4差の5着。能力はここでも上位とみる。初騎乗となる津村明秀騎手は先行意識が高く、先行力がある本馬とは好相性だろう。過去には前記のワールドリバイバルを好走に導いた実績もあり、テン乗りでも十分に期待可能だ。
前走の京都新聞杯は11着に敗れたが、2~6F目まで11秒台が続くハイペースを先行する厳しい展開だった。さらに約4か月半ぶりの実戦だったことも踏まえれば、度外視できる一戦といえる。
ハンデ57kgは楽ではないが、前走大敗や乗り替わりで人気を落とすようなら狙い目。巻き返しの条件は十分にそろっている。
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