【東京ダービー】羽田盃勝ち馬は連対率50% フィンガーの2冠制覇を好データも後押し

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3歳ダートの頂上決戦
10日(水)、東京ダービー(ダート2000m・JpnⅠ)が大井競馬場で実施される。ダート競走の体系整備により、2024年からJpnIに昇格。JRAと地方の3歳ダートの頂点を決める一戦となった。
1冠目の羽田盃を制したフィンガーを筆頭に、羽田盃のリベンジに燃えるロックターミガン、ユニコーンステークスの覇者シルバーレシオ、兵庫2冠馬ゴッドフェンサーなどJRAと地方から実力馬が集結した。
まずは予想の前に南関東所属馬限定時代も含めた過去10年のレース傾向を振り返っていく。


過去10年の人気では、1番人気が【4-2-1-3】と勝率、連対率、複勝率全てでトップ。2番人気は【2-3-2-3】と複勝率70.0%をマークし、3番人気は【2-0-2-6】。ただ、6番人気以下が2勝、2着4回と伏兵にも注意したい。JpnⅠに昇格した一昨年は1番人気→2番人気→3番人気、昨年は1番人気→2番人気→6番人気の決着だった。

枠番は7枠【4-1-2-13】と6枠【1-4-0-15】が各5連対でリード。以下、5枠が2勝を含む3連対、2枠と4枠が各2連対で続く。

地方馬の所属では、船橋が4勝を含む7連対でトップ。大井が2勝を含む5連対で続く。ほか、川崎と浦和が各2連対。また、JpnIに昇格した一昨年はJRA勢が上位を独占し、昨年はJRA所属のワンツーだった。
実績面では、連対馬20頭中17頭に1600m以上の重賞で連対実績があった。また、連対馬11頭が羽田盃からの臨戦。JpnⅠ昇格後は2年連続でユニコーンステークス組が連対を果たしている。
連対馬の脚質は【逃げ2 先行11 差し5 追込2】。タフさを求められる大井2000mとあって脚質面での大きな有利不利はない。

好内容で1冠目を奪取
◎フィンガー
デビューから【3-4-0-0】の安定感を誇り、前走の羽田盃は積極的にハナを奪うと、後続のマークが厳しい展開ながら3馬身差で逃げ切り、1冠目を奪取した。父ガンランナーという血統からは1ハロンの距離延長も問題はなく、枠順も好成績の6枠をゲットした。
羽田盃組は過去10年で6勝を挙げており、1着馬は【2-2-1-3】勝率25.0%、連対率50.0%の好成績。1600m以上の重賞で2勝している点もデータからはプラス材料で、昨年に引き続き美浦所属馬から2冠馬誕生への期待は大きい。
◯シルバーレシオ
強烈な末脚を武器にJRA1勝クラス→ユニコーンステークスを連勝し、東京ダービーに駒を進めてきた。前走1着馬は過去10年で【4-3-3-26】と好走馬が多数。さらに、ユニコーンステークス組(直近2回)は【1-2-0-1】と一昨年の勝ち馬ラムジェットが東京ダービーを制している点は心強い。
500キロ超の馬格からは、初めての地方馬場でも対応は可能で、末脚を生かす脚質からは大井の外回りコースが合うとみる。先行馬が競り合う流れになればビッグタイトルに手が届いてもいい。
▲ロックターミガン
1番人気に支持された羽田盃は2着に敗れたが、競り合う形になっても大崩れしなかったのは能力がある証拠だ。父シスキンという血統からは距離延長がポイントになるが、1600m以上の重賞で連対実績があり、前走羽田盃組と好データに合致する点はプラス。京浜盃ではフィンガーを下しているだけに、自分のリズムで運べればチャンスは十分にある。
ほか、羽田盃で4着のリアライズグリントは、出負けしながらも見せ場は作った。過去10年で羽田盃4着馬は連対実績がない点がマイナスだが、父キタサンブラックという血統から距離延長は明らかに好材料。五分のスタートで立ち回れれば前進が可能だ。
大井のロウリュは重賞で連対実績がないが、相手なりに走るタイプ。デビューからの9戦で4着以下に敗れたのは1度だけ。前走の羽田盃では3着に食い込んでおり、自慢の末脚が生きる流れになれば上位に浮上してもおかしくない。
フォースメンは岩手に転入後3連勝でダイヤモンドカップを制覇。昨年の3着馬シーソーゲームがダイヤモンドカップをステップに東京ダービーで好走しており、他地区勢の実績はないものの、今の充実ぶりは侮れない。
兵庫のゴッドフェンサーは菊水賞、兵庫優駿を圧巻の内容で制し、2冠を達成した。好データに合致する点は少ないが、強敵相手にすんなり先行できれば上位に加わってもおかしくない。
《ライタープロフィール》
菊池 敬太
サンケイスポーツで南関東競馬を中心に予想とコラムを掲載。
近況のレース内容や傾向、データのほか、現場取材などで集めた情報をもとに高配当を狙っている。
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