【皐月賞】共同通信杯勝ち馬リアライズシリウスに強力な追い風 悩ましいロブチェンの取捨

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最重要ステップになりつつある共同通信杯
19日に中山競馬場で開催される皐月賞(GⅠ・芝2000m)。「最も速い馬が勝つ」と言われる牡馬クラシックの第1戦。今年は朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬カヴァレリッツォとホープフルSを制したロブチェンの2歳GⅠ馬が揃って参戦するなど、楽しみなメンバー構成となった。
ここでは直近10年データを中心に、ローテーションに見られる特徴を探っていく。

まずは前走レース別の勝利数を比較してみると、最多の4勝を挙げているのが共同通信杯。とくに直近5年が【3-0-4-5】勝率25.0%、複勝率58.3%と、その勢いは留まるところを知らない。
共同通信杯組を前走着順で掘り下げていくと、勝ち馬【3-0-3-4】勝率30.0%、複勝率60.0%に対して2着以下は【1-0-2-9】勝率8.3%、複勝率25.0%と明暗くっきり。リアライズシリウスにとっては心強い追い風で、ホープフルS勝ち馬ロブチェンには逆風データとなる。
ただし、前走ホープフルSはGⅡ時代も含めて【2-1-0-5】勝率25.0%、複勝率37.5%と上々で、このうち勝ち馬は【2-1-0-3】勝率33.3%、複勝率50.0%と信頼度抜群。1戦挟んだことでこれがどう変わるのか、興味深い。
弥生賞勝ち馬は連対率44.4%
ホープフルS組も2着以下は【0-0-0-2】。敗れた馬こそ間にレースを挟むパターンが多く、サンプルは少ないが気になるところ。フォルテアンジェロはこのデータを打ち破れるだろうか。
同じ2歳GⅠの朝日杯FSも直行組は少なく、成績は【0-1-0-2】で2020年サリオスの2着が最高。とはいえ朝日杯FS勝ちからの直行はそのサリオスのみで、データとしては連対率100%を誇る。カヴァレリッツォは続くことができるか、注目だ。
GⅠ以外では、弥生賞【1-5-2-30】が勝ち切れずとも連対率15.8%、複勝率21.1%と健闘。こちらも勝ち馬が【0-4-0-5】連対率・複勝率44.4%の好成績で、バステールにとっては頼もしいデータとなる。
ここまででお察しの通り、皐月賞は基本的に前走勝ち馬が強いレース。クラス問わず前走2着以下の馬は【3-1-4-88】勝率3.1%、複勝率8.3%と厳しい戦いを強いられている。
今年は朝日杯FS3着アドマイヤクワッズやホープフルS3着アスクエジンバラも参戦してくるが、両者とも前哨戦で負けている点は不安要素。前走着順で思い切ってふるいにかけ、前走1着馬の中から好データで着順を絞っていくという方法もひとつの手だ。
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