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【ファルコンS回顧】ダイヤモンドノットがレースレコードで快勝 本番につながる「余力」と「経験」

2026/03/23 10:30
SPAIA編集部
2026年ファルコンS、レース結果,ⒸSPAIA

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レースレコードの1:19.8で快勝

3月21日に中京競馬場でファルコンS(GⅢ・芝1400m)が行われ、ダイヤモンドノットが断然の支持に応えて勝利した。ファルコンSで1番人気馬が勝ったのは2014年タガノグランパ以来12年ぶり。当時騎乗していた福永祐一“騎手”が、今度は調教師として1番人気の連敗をストップした。

レースはメイクワンズデイがハナを切り、エイシンディードが2番手で手綱をガッチリ抑えながらの追走。これまで逃げ先行の競馬をしてきた馬がわんさかいるメンバー構成だったが、案外あっさりと先行争いは終結した。ペースは前後半3F34.1-34.2秒のほぼイーブンだった。

ダイヤモンドノットは好位馬群の一角、5番手付近でレースを進める。4角で一瞬手応えが渋ったように見えたが、それ以外は全く危なげなし。直線に向いてエイシンディードとの追い比べを制し、最後は1.1/4馬身抜け出した。

勝ち時計1:19.8はファルコンSが現行距離になってからのレースレコード。しかもラスト11.4-11.4と減速もしておらず、まだ余力を感じさせるラップタイムだった。逃げた朝日杯FSとは打って変わって、馬群で我慢する経験も積めた。NHKマイルCに向けた前哨戦としては文句なしだ。

ダイヤモンドノットはこれが早くもキャリア7戦目。有力馬は数を使わないのが主流になってきた昨今としては珍しいタイプだ。思えば同厩舎のアスクエジンバラも先日のスプリングS2着がデビューから7戦目。レースにどんどん使って、稼ぎながら力をつけていくのが福永祐一厩舎のカラーなのかもしれない。


位置が下がりすぎた4着タガノアラリア

2着エイシンディードは好スタートを切ったが、今日は最初から抑えるプランだったか。逃げ馬から2馬身ほど離れた2番手で収まり、直線はひと脚使うことができた。そもそも今回の2番人気タガノアラリアには函館2歳Sで0.7秒差をつけた馬。8番人気は侮られすぎだった印象もある。スピードに富み、葵S戦線なら主役級だろう。

3着フクチャンショウは京王杯2歳Sに続いてダイヤモンドノットに敗れた。ただ、今回は着差0.2秒で、前回(0.5秒差)より差は縮まったと言える。デビュー時よりは馬体も20キロほど増えた。着実に力をつけつつある。

4着タガノアラリアは朝日杯FSから作戦を変えて控える競馬をしたが、3角で狭くなったのもあってちょっと位置が下がりすぎた。上がり33.1秒をマークして猛追するも間に合わず。もったいない一戦になった。これまでの戦績から、マイルは少し長く、1200mだとやや忙しい。1400mがピッタリ合う。

そこから2馬身離れた5着以下は上位とやや力差を感じる結果。3番人気10着タイセイアストロは出遅れもあったし、4角でも外を回りすぎた。マイルの自己条件で見直したい。


2026年ファルコンS、レース回顧,ⒸSPAIA


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