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【東京新聞杯】アイルランドT勝ち馬ラヴァンダ、京都金杯から連勝目指すブエナオンダも消し ハイブリッド式消去法

16時間前
久保田大五郎
過去10年の東京新聞杯『前走12着以下』×『前走馬体重500kg未満』の成績,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

今週日曜の東京メインは東京新聞杯。同コースのヴィクトリアマイルや安田記念を見据え、マイルの実力馬たちが始動する名物重賞だ。 いつも通り過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。今回は登録全16頭を対象とする。


『前走12着以下』×『前走馬体重500kg未満』★0.0%★

まずはいつも通り、前走の結果が振るわなかった馬から削っていく。今回のボーダーはかなり低く、「前走12着以下」に大敗した馬【2-0-2-33】複勝率10.8%が標的だ。

上記のうち、馬券に絡んだ4頭はいずれも馬体重500kgを超える大型馬だった。前走時500kg未満なら【0-0-0-17】と全滅。最初はこのデータを採用する。

ターコイズS12着のウンブライル、マイルチャンピオンシップ16着のラヴァンダら3頭が脱落した。牝馬重賞なら力量上位でも、牡馬との対戦になると簡単ではないだろう。

【今年の該当馬】
・ウンブライル
・メイショウチタン
・ラヴァンダ


『6歳以上』×『前走初角6番手以内』★0.0%★

次に年齢別成績。連対の過半数を占める4歳【5-6-5-32】複勝率33.3%の存在感が強いレースで、6歳以上の高齢馬は【3-2-2-55】同11.3%。絶望的にダメというほどでもないが、劣勢なのは否めない。

その高齢馬のうち、前走初角6番手以内にいた先行馬(※脚質データのない海外レース除く)は【0-0-0-19】だった。

今年は6歳以上の馬が8頭も登録しているが、意外にもこのデータに引っかかったのは既に消去済みのメイショウチタンと、新たにヤマニンサルバムだけ。ヤマニンサルバムは一昨年の毎日王冠4着以来、1年4か月ぶりの実戦となる。まずは様子見が妥当だろう。

【今年の該当馬】
・(メイショウチタン)
・ヤマニンサルバム


『牡馬セン馬58kg、牝馬56kg以上』×『前走GⅠ以外』★0.0%★

今度は斤量をチェックする。東京新聞杯は実績に応じて斤量を加増される別定重賞。58kg以上を背負った牡セン馬が【1-1-0-16】、56kg以上の牝馬が【1-1-0-6】、合算して【2-2-0-22】複勝率15.4%となっている。数字としては「ちょっと低い」くらいだが、そもそもこういう斤量を背負うのは実績上位馬なわけで、それを考慮すると満足な結果とは言い難い。

また、好走した4頭はいずれも前走でGⅠに出走していた。それ以外の臨戦過程だと【0-0-0-14】。最高着順が7着という惨状だった。

GⅠ以外から参戦し、牡・セン馬58kg(牝馬56kg)以上の斤量になるのは以下の4頭。京都金杯を勝ったブエナオンダだが、今回は相手強化かつ斤量1.5kg増となる。試練の一戦だ。

【今年の該当馬】
・シリウスコルト
・トロヴァトーレ
・ブエナオンダ
・レッドモンレーヴ


『父ミスタープロスペクター系』×『中5週以上』★0.0%★

続いては血統データ。東京新聞杯でイマイチ結果が出ていないのが、父がミスタープロスペクター系の馬たち。トゥザグローリー産駒カラテが2度好走しているものの、全体成績は【1-0-4-37】複勝率11.9%に留まっている。

特に中5週以上の間隔が空いた馬(=年内初出走となる馬)は【0-0-0-19】。一昨年はマスクトディーヴァが1番人気6着、昨年はブレイディヴェーグが1番人気4着と、人気に推されていても危険だ。

新たにシャンパンカラーとミッキーゴージャスが消えた。シャンパンカラーは3年前のNHKマイルC勝ち以降、復調し切れていない感じだが、それでもGⅠ勝ちの実績ゆえに59kgを背負わされる。これでは厳しいと言わざるを得ない。

【今年の該当馬】
・(ウンブライル)
・シャンパンカラー
・ミッキーゴージャス
・(メイショウチタン)
・(レッドモンレーヴ)


『前走8着以内』×『今回7番人気以下』★0.0%★

4つ目のデータを終えた時点で残るは6頭。最後は当日のオッズが絡むデータを紹介して仕上げとする。

掛け合わせるのは前走の着順。さっきも使ったじゃないか、と思われたかもしれないが、ここは反対。「前走着順がよかった馬」をふるいにかける。

前走で8着以内に入った馬は【7-7-6-70】複勝率22.2%と、これ自体は可もなく不可もなし。ただ、このうち当日6番人気以内に支持されれば【7-7-6-28】同41.7%と優秀な成績になる一方、7番人気以下では【0-0-0-42】と面白いように明暗が分かれる。

残った6頭のうち、前走8着以内に該当するのは以下の5頭。マイルCS3着のウォーターリヒトは6番人気以内(=消去回避)が確実として、マジックサンズとオフトレイルも残りそう。昇級戦のエンペラーズソードは微妙なライン、長期休養明けのサクラトゥジュールはここで脱落だろう。

【今年の該当候補】
・ウォーターリヒト
・エンペラーズソード
・オフトレイル
・サクラトゥジュール
・マジックサンズ

5つのデータを終えて、確実に残るのはエルトンバローズただ1頭となった。事実上はウォーターリヒトも残るのが確定的。あとはマジックサンズ、オフトレイル、エンペラーズソードの人気次第で、3~4頭の布陣になりそうだ。

エルトンバローズは一昨年のマイルCSで2着、昨年もマイルCS5着と、マイルGⅠで好勝負ができている。前走の有馬記念は距離が長くて参考外。適性に合う距離のGⅢならしっかりと巻き返したい。推奨馬券は残った馬の馬連ボックスとする。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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